Webサイト制作を外注するまで非常に手間がかかることがあります。どのように外注先を見つけ、選び、契約するといいのか、特に初めて外注する場合には不安なことも多いでしょう。
そこで、本記事ではサイト制作を外注する際の流れについて、4つの依頼先に分けて紹介。制作会社、クラウドソーシングサービス・人材紹介会社・フリーランス個人への直接依頼という依頼先チャネル別に比較、解説します。
Webサイト制作外注でできること
Webサイト制作を外注する場合、
- 自社の公式サイトやオンラインショップ(ECサイト)
- リクルートサイト
- 広告用のランディングページ(LP)
などの作成を依頼することができます。
このほか
- Webサイトのレイアウト作成、ワイヤーフレーム設計
- Webサイトのデザインのみの制作
- デザインコンセプト設計
- Webサイト実装(コーディング)のみ
といったスポット依頼も可能です。
Webサイト制作外注の流れ8ステップ
Webサイト制作を外注した際の流れは、次の8つに分けられます。
- 目的を明確化する
- サイトのイメージを固める
- サイトマップを作る(ページ数・規模を決める)
- 予算を決める
- 納期と報酬を決め、募集(選定)する
- 外注先を決め、契約する
- 制作開始
- 最終納品物の確認
順に解説していきます。
1. 目的を明確化する
まずWebサイト制作の目的を決めます。Webサイトで集客したい、売上を伸ばしたい、会社を知ってもらいたいなどの今回のWebサイト制作(リニューアル)でどうしたいのかを社内で話し合い、明確化します。
▼下記の資料では、採用活動で必要となるペルソナの作成方法を、すぐに使えるフォーマット付きで解説しています。ぜに、貴社の採用活動にお役立てください。
2. サイトのイメージを固める
さらに、どんなサイトにしたいのか、今回制作するWebサイトのイメージを固めます。使用するカラーやテイスト、デザインなど、ターゲットを考慮したうえでサイトの解像度を高めていきましょう。
参考になるWebサイトを探したり、競合他社のWebサイトを確認したりすることで、どんなサイトがいいか、あるいはどんなデザインを避けたほうがいいかもみえてきます。
参考になりそうなWebサイトを探す際は、次のものを活用すると効果的です。
- SANKOU!
▲出典:SANKOU!
「SANKOU!」では、カテゴリ別の検索ができ、さまざまなタイプのWebサイトを見ることができます。「女性」や「男性」といったターゲットから検索することも可能です。
▲出典:pinterest
pinterest(ピンタレスト)では、上の検索窓にキーワードを入力して検索すると、さまざまなWebページが画像で上がってくるので、デザインの事例がひとめでわかります。
Google検索の画像検索でも同様に見ることはできますが、pinterestでは検索キーワードに近いデザインがより上がってくるため、イメージに近いデザインを効果的に見つけやすくなります。
3. サイトマップを作る(ページ数・規模を決める)
制作したいWebサイトのイメージがある程度固まってきたら、どんなサイトにしたいのか、サイトマップを作りましょう。
サイトマップとは、サイト全体の構造を表したもので、サイトのなかにはどんなページがあって、それがどんな階層になっているのかをシンプルに示したものです。
例えば、コーポレートサイトの場合、トップページの下にサービス一覧、会社概要、採用情報などがあり、さらにその下にサービス詳細や会社情報などが続きます。サイトマップを作る過程で、必要なコンテンツを洗い出すことができます。
必要なコンテンツが決まったら、優先順位を付けてどのような順番で入れるのかを決めます。こうした作業をしていくことで、サイトのページ数や全体量がみえてきます。
4. 予算を決める
サイトの全体的な規模が決まったら、予算を決めましょう。
サイト制作にどのくらい費用を掛けられるかという点と、実際の相場を確認しておきます。外注先を制作会社かフリーランスにするかということや、依頼内容によっても費用は大きく変わります。
依頼したい内容に対してどのくらいの費用がかかるのかをみておきましょう。
以下の資料では、デザイナーを採用した場合とデザインを外注した際のコストについて、比較解説しています。無料でダウンロードいただけますので、ぜひご活用ください。
5. 納期と報酬を決め、募集(選定)する
予算が決まれば、いつまでに公開したいのか制作期間を決め、納期を設定しましょう。また、外注先にどのくらいの報酬を支払うことができるか、予算から概算します。
費用と納期が決まれば、外注先の選定です。依頼が可能な制作会社もしくはデザイナーが見つかるまでの募集や選定期間も考慮し、完成目安にはある程度余裕を持っておきましょう。
6. 外注先を決め、契約する
サイト制作の依頼が可能な外注先を選びます。Webデザイナーを選ぶ際には、依頼内容への対応が可能かどうかをしっかり確認しましょう。
関連記事:Webデザイナーのスキルをチェックする方法は?スキルシートの概要や見方を解説
依頼先が決まれば、契約と発注の手続きをとります。
外注先のデザイナーとの契約書をどのように作成すべきかわからないという方に向けて、以下の資料では必要な契約書の種類や内容をテンプレート付きで解説しています。無料でダウンロードできますので、お気軽にご覧ください。
7. 制作開始
正式な発注を済ませば、制作開始です。
サイト制作を一から依頼したい場合には、
- 打合せ後、方向性を確認
- デザインカンプ提出後、確認
- デザイン決定後、コーディング(実装)
- テスト・公開
という流れになります。
コーディング後はデザインを容易に変更することが厳しくなります。コーディング前には特にコミュニケーションを定期的にとって制作過程を共有し、デザイナーと発注側とのイメージのズレを埋めていきましょう。
8. 最終納品物の確認
サイトが完成し、不具合修正が済み次第、公開となります。公開前には、最終的なチェックをして問題がないかどうか、しっかり確認しましょう。
Webサイト制作の外注チャネル4つ
Webサイト制作の外注先として、次の4つに分けられます。
- Web制作会社
- クラウドソーシング
- 人材紹介会社(エージェント)
- デザイナー個人に直接外注する
制作会社もしくはフリーランスという2つに大別できます。さらに、フリーランスの外注先のチャネルとして、クラウドソーシング・人材紹介会社・直接依頼するの3つがあります。
順に解説します。
1. Web制作会社
Webサイト制作の外注先の1つとして、会社規模で制作を請け負うことができる「Web制作会社」があります。広告代理店がWeb制作を請け負う場合もあります。
外注先企業のホームページを訪問し、実績なども併せて確認しましょう。
Web制作会社では、窓口対応の営業担当者・ディレクターやWebデザイナー、エンジニア・コーダーなどのチームで制作を担当します。それぞれ専門のスタッフがいるため、対応可能範囲が広くなります。
また、会社によって得意分野があります。扱う業種や業態に特化していたり、どんな依頼内容を得意とするのかを明確に打ち出していたりすることもあるため、企業サイトから依頼内容や自社の商材とマッチするかどうかをチェックしましょう。
関連記事:Webデザインに強い企業18選|外注の流れや選ぶポイントも解説!
Web制作会社に依頼する場合、一定のクオリティが期待できることや対応可能範囲が広いことがメリットとしてありますが、費用、期間ともにコストがかかりがちであることや制作担当者を選べないことがデメリットとして挙げられます。
2. クラウドソーシング
Webサイト制作の外注先として、フリーランスに依頼する場合、クラウドソーシングを活用することで、さまざまなWebデザイナーに応募を呼びかけることができます。
クラウドソーシングのサービスとしては
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
がよく知られています。
クラウドソーシングでは、制作会社と比較して格安の料金で多数のWebデザイナーに呼びかけることはできるものの、実際にデザイナーの募集が集まるかどうかわからないこと、登録デザイナーのクオリティの担保がされていないことが懸念事項としてあります。
様々な費用形態がありますが、例えば契約が発生した後に「仮払い」として、納品前に総額をクラウドソーシングの運営企業に支払い、報酬の5〜20%が手数料として引かれる仕組みなどがあります。
3. 人材紹介会社(エージェント)
同じくWebサイト制作をフリーランスに依頼したい場合、人材紹介会社を活用して、紹介してもらうこともできます。人材紹介会社とは、人材を採用したい企業と仕事を探している人をマッチングさせる有料のサービスを提供している企業です。
dodaやリクナビ、マイナビといった新卒や転職の人材採用が有名ですが、エンジニアやWebデザイナーなど専門職の採用やフリーランス人材を紹介しているサービスもあります。
専門職をメインとした人材紹介会社では、登録前に審査しているケースが多く、一定のクオリティが担保されています。さらに、発注側が求める条件に応じて、「エージェント」と言われる専門のコンサルタントが条件に合致する人を紹介するため、ミスマッチはより少なくなります。
費用は、業務が稼働するまでは無料で募集掲載でき、稼働後に一定の割合で掛かるというのが一般的です。
関連記事:デザイナーの採用媒体14選|迷わないサービスの選び方も解説
4. デザイナー個人に直接外注する
もし、依頼したいデザイナーがすでに決まっている場合や知人などから紹介されている場合には、個人に直接外注します。
クラウドソーシングや人材紹介会社と違って、中間手数料が発生しないため、費用は抑えられます。ただし、トラブルが発生したときの対処が難しいことや、期待通りのデザインを納品してもらうために発注側に適切なディレクションが求められることがあります。
正式に発注する前に、デザイナーへの対応可能範囲を確認してから、契約を結ぶと良いでしょう。制作開始後のトラブル回避にもつながります。
関連記事:デザイン依頼時に起こりうるトラブルと対処法は?事例別に解説
▼自社業務をはじめて外注する際は不安を感じる方も多いはず。そこで下記の資料では、外注の流れとポイントをステップ別に解説しています。無料でダウンロードできますので、ぜひご活用ください。
【依頼先別】Webサイト制作の外注の流れ
Webサイト制作の外注先として、Web制作会社・クラウドソーシング・人材紹介会社・個人へ直接依頼するの4つがありますが、それぞれ依頼先別に、外注する場合の流れをご紹介します。
制作会社 | クラウドソーシング | 人材紹介会社 | 個人に直接依頼 |
---|---|---|---|
HPの実績などから得意分野を確認 | 仕事を掲載する(無料) | 条件を提示してエージェントに人材紹介を依頼する | 人材を紹介してもらう(既に依頼したいデザイナーがいれば必要ない) |
候補を数社挙げる | 応募を待つ | 条件に合うデザイナーを紹介してもらい、実績を確認する | デザイナーの実績・スキルをHPなどで確認する |
依頼を打診し、相見積もりを取る | 契約条件を相談する | 依頼内容をデザイナーがヒアリング。依頼可能かどうか確認する | 依頼内容をデザイナーがヒアリング。 依頼可能かどうかを確認する |
1社選んで正式に発注する | 契約・仮払い | 見積後、問題がなければ双方合意のもと、契約 | 見積後、問題がなければ正式に発注し、契約 |
順に解説します。
Web制作会社に外注した場合
Web制作会社に外注した場合の流れは、次のようになっています。
- HPの実績などから得意分野を確認
- 候補を数社挙げる
- 依頼を打診し、相見積もりを取る
- 1社選んで正式に発注する
まずは、制作会社のホームページにある実績などから、得意分野を確認しましょう。会社によって扱う業種・業態が美容業や工務店関係などに特化していたり、デザインや写真などグラフィックに強い、あるいは集客に強いなど、それぞれの得意分野を持っています。
関連記事:Webデザインに強い企業18選|外注の流れや選ぶポイントも解説!
今回のサイト制作の目的や目標を達成をするうえで、効果的となりそうな得意分野を持つ企業を選ぶといいでしょう。
たとえば、ECサイトの制作やリニューアルを依頼したい際は、実装においてデザイン以外の機能的な側面や、より成果の高いページが必要になります。アプリ開発も考えているなら、特にシステム面においても強い会社を選ぶといいでしょう。
サイト制作において、デザインや機能面でこだわりたい、デザインやコーディング以外にも写真素材においてカメラマンまで依頼したい、公開後のサポートも依頼したいなどの場合には制作会社に依頼するのがおすすめです。
クラウドソーシングでフリーランスに外注した場合
クラウドソーシングでフリーランスに外注した場合の流れは、次のようになっています。
- 仕事を掲載する
- 応募を待つ
- 契約条件を相談する
- 契約・仮払い
依頼したい仕事内容をクラウドソーシングのサイトに掲載し、応募を待ちます。掲載は基本的に無料です。
応募者の中から依頼したい人が出てきた場合には、お互いが納得する条件となるよう、契約条件を相談します。正式に依頼するとなった場合に、契約を結び、その後に仮払いします。
これは報酬料を前もってクラウドソーシング企業に支払うことで、未払いとなることを防ぐためです。納品後、検収が完了すると、依頼者に料金が支払われます。
本人に直接ではなくとも納品前に支払うことになるため、デザイナーの選定が重要となります。そのデザイナーが依頼内容に見合ったスキルがあるかどうか、対応が可能かどうか、信用できるかどうかしっかり見定めておくことです。
一定のクオリティを求めたい場合には、デザイナー専門の人材紹介会社のエージェントから紹介してもらうという選択肢もあります。
人材紹介会社からフリーランスへ外注した場合
人材紹介会社(エージェント)からフリーランスへ外注した場合の流れは、次のようになっています。
- 条件を提示してエージェントに人材紹介を依頼する
- 条件に合うデザイナーを紹介してもらい、実績を確認する
- 依頼内容をデザイナーがヒアリング。依頼可能かどうか確認する
- 見積後、問題がなければ双方合意のもと、契約
まず、依頼内容とともに求められるスキル、納期や報酬などの条件をエージェントに提示します。エージェントは条件にもとづいて、合致しそうな人材を登録者から探し出します。
条件に合うデザイナーを紹介してもらい、実績を確認します。依頼したい場合には、デザイナーに依頼内容を伝え、依頼可能かどうかを確認します。
その後、デザイナーから見積を提示し、問題がなければ双方合意のもと、契約を交わします。発注側が提示した報酬額とさほど変更がない場合もあります。
クラウドソーシングサービスとの違いは、人材紹介のプロであるエージェントが条件に見合ったデザイナーを紹介するということや、質の高いデザイナーが揃っていることです。
また、トラブル対応にもエージェントが間に入ってくれるため、初めて外注する場合でも安心して依頼することができます。
デザイナー個人に直接外注した場合
デザイナー個人に直接外注する場合には、次のような流れになっています。
- デザイナーの実績・スキルをHPなどで確認する
- 依頼内容をデザイナーがヒアリングし、依頼可能かどうかを確認する
- 見積後、問題がなければ正式に発注し、契約
まずは、デザイナーとコンタクトをとって依頼内容を伝え、依頼可能かどうかを確認します。打合せ後、デザイナーから見積を提示してもらい、問題がなければ正式に発注し、契約をかわします。
適する人材がいれば直接外注するに越したことはありませんが、個人に依頼した場合、サイト制作を開始した後に制作が頓挫してしまうといったリスクがあります。こうしたトラブルへの対処が難しいことや、もし紹介者がいる場合は人材を断る場合の配慮も考えておく必要があります。
依頼前から、デザイナーのスキルや実績を把握しており、依頼に当たって不安の要素が少ない場合に直接依頼するのがおすすめです。
Webサイト制作の外注費用の相場【依頼先別】
Webサイト制作を外注する場合に押さえておきたいのが外注費の相場です。見積を提示された場合にも、報酬額を発注側が提示する場合にも、相場を知っておくことでよりスムーズに募集(選定)ができます。
ここでは、
- コーポレートサイト
- 採用サイト
- メディアサイト
- ECサイト
- ランディングページ(LP)
の5種類ごとに費用の相場を紹介します。
コーポレートサイトは、会社概要や業務内容などを含めた企業の顔といえるサイトで、採用サイトはリクルートサイトとも言われる、社員募集を目的としたサイトです。
メディアサイトは、ニュース記事やまとめ記事など広告収入を得るもの、企業のオウンドメディアなどがあります。ECサイトは決済機能やお問い合わせフォームなどが付いたもので、システム開発の規模や必要な機能によって費用は変わってきます。
Web制作会社
Web制作会社に外注した場合の目安相場は、次のようになっています。
コーポレートサイト | 150万円~1,000万円 |
採用サイト | 150万円~600万円 |
メディアサイト | 100万円~1,000万円 |
ECサイト | 200万円~3,000万円 |
ランディングページ(LP) | 30万円~100万円 |
制作会社にサイトを外注する場合、LP以外の複数ページを持つサイト制作においては、100万円以上の費用が掛かるのが一般的です。逆に上記の費用よりもかなり安い場合には、どのように費用を抑えているのかを確認しておきましょう。
関連記事:Webデザインの費用/料金相場は? 制作会社とフリーランスどちらに依頼すべきかも解説
フリーランス
フリーランスに外注した場合の目安相場は、次のようになっています。
コーポレートサイト | 5万円~150万円 |
採用サイト | 5万円~150万円 |
メディアサイト | 20万円~100万円 |
ECサイト | 80万円~200万円 |
ランディングページ(LP) | 5万円~30万円 |
フリーランスに外注する場合には、基本的に一人で全工程を行うため制作会社の10分の1以下程度の費用で済むこともあり、費用が高い場合であっても制作会社の最低価格平均程度に抑えられます。
関連記事:ホームページ作成をフリーランスに依頼したときの相場は? メリットも解説!
Webサイト制作を外注する際のポイント4つ
Webサイト制作を外注する際には、次の4つのポイントを意識しましょう。
- 実績を確認する
- 依頼範囲を明確にする
- 過程を共有する
- 余裕を持ったスケジュール設定をする
順に解説します。
1. 実績を確認する
まず、選定の際には実績を確認しましょう。フリーランス・制作会社を問わず実績にないこと以外は対応できないと考えたほうが無難です。
依頼したい内容に近いことが実績にあれば、依頼先候補として選定しておきましょう。
2. 依頼範囲を明確にする
制作を開始する前に、依頼範囲を明確にしておきましょう。トラブル回避にもつながります。
「○○を期待していたのに、やってもらえなかった」「対応してくれると思って依頼したのに、実際には対応してくれなかった」「デザイン修正に対応してくれなかった」と制作後に後悔しないよう、事前に依頼内容の範囲を明確にしておきましょう。
デザイナーによっては、「修正回数は〇回まで」などと見積に記載する場合もあります。こうした内容を契約書に明記しておくと、よりスムーズです。
3. 過程を共有する
デザインは実際に制作を進めるほど、修正が難しくなることがあります。しかし、初めて外注する場合にはどんなデザインにしたいのか明確でないことも多いでしょう。
完成イメージが明確でないと、デザイナーから上がってくるデザイン案と発注側とのズレが生じることがあります。
お互いのズレを埋めていくためにも、丸投げではなく、求めているイメージをデザイナーにしっかり伝えていきましょう。定期的にコミュニケーションをとっておくことをおすすめします。
関連記事?:イメージ通りのデザインにする伝え方のポイント6個|おすすめツールも紹介
4. 余裕を持ったスケジュール設定をする
外注する場合、繁忙期や閑散期など社内状況が異なるため、双方が必ずしも想定通りのタイミングで動けるとは限りません。
お互いに余裕を持ったスケジュールで、納期までに確実に制作を完了できるような工程を共有しておきましょう。
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外注先に迷う場合はフリーランスがおすすめ
Webサイト制作をフリーランスに外注するメリットとして、次の3つがあります。
- 費用が比較的安い
- コミュニケーションが取りやすい
- 工数を削減できる
1. 費用が比較的安い
まず、費用が比較的安いことが大きくあります。先述したように制作会社に外注する場合に比べて、費用は半分以下に抑えることが可能です。
2. コミュニケーションが取りやすい
フリーランスに外注すると、基本的に全工程を一人で受け持つため、制作会社のように窓口担当者と制作者が分かれているということはなく、制作過程での相談や対応も比較的スムーズです。
打合せ以外での制作過程の共有もしやすく、完成イメージのズレもコミュニケーションを定期的に取ることで埋めやすくなるでしょう。
3. 工数を削減できる
サイト制作を一から依頼したいという場合にはもちろん、コーディングのみ、デザインのみという依頼も可能です。
社内で一定のリソースを割ける場合には、デザインまでを社内で行い、コーディングのみを外注するということもフリーランスへの外注ならできます。
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フリーランスへWebサイト制作を外注するならクロスデザイナーがおすすめ
本記事では、Webサイト制作を外注する流れを4つの依頼先別に紹介してきました。それぞれの依頼の流れや特徴などについて解説しています。
フリーランスに外注する場合には、費用が比較的低く抑えられることやコミュニケーションが取りやすい、工数を削減できるといったメリットがあります。一方で、トラブルへの対処が難しいことやスキルのバラツキがあるといったデメリットにも注意が必要です。
しかし、人材紹介会社(エージェント)を経由して外注する場合、こうしたリスクを避けることができます。クロスデザイナーなら、厳正な審査を通過したデザイナー7,000人以上が登録しているため、自社に合う優秀なデザイナーを紹介することが可能です。
エージェントに相談いただければ、最短3営業日でのアサインも可能です。また、週2〜3日の柔軟な依頼も可能なので、自社の作業量に応じて効率的に外注することができます。
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- クロスデザイナーの特徴
- クロスデザイナーに登録しているデザイナー参考例
- 各サービスプラン概要
- 支援実績・お客様の声
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