プロダクトデザインを依頼できる会社は?選定時のポイントも併せて紹介 | フリーランスデザイナー・業務委託採用|クロスデザイナー

プロダクトデザインを依頼できる会社は?選定時のポイントも併せて紹介

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商品を開発する際、プロダクトデザインを外部の制作会社に依頼する方法もあります。一口にプロダクトデザイン制作会社と言っても、いざ検索してみたら多くの会社がヒットしてしまって、どこの会社に依頼したら良いか悩むこともあるでしょう。

本記事では、プロダクトデザインに特化したデザイン会社を厳選してご紹介します。選定時のポイントについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

プロダクトデザインの実績が豊富なデザイン会社11選

プロダクトデザインに強いデザイン会社を11社紹介します。

  1. 有限会社アオキデザイン
  2. 株式会社ティル
  3. 有限会社 シミズデザインスタジオ
  4. 株式会社ディ・フラット
  5. スペクトデザイン株式会社
  6. 株式会社TIDO
  7. YUMIKA Design
  8. 株式会社トリイデザイン研究所
  9. 株式会社フォルム
  10. 株式会社ハニカムエンジニアリング
  11. 株式会社ゼロワンデザイン

1. 有限会社アオキデザイン

▲出典:有限会社アオキデザイン

  • 医療器具や家電などプロダクトデザイン全般に開発実績が豊富
  • ブランディングからCIまでを含めた総合的なデザインが可能

東京都千代田区にオフィスを構える有限会社アオキデザインは、プロダクトデザインと工業デザインを行っている会社です。家電機器・医療機器・産業機器の機構設計から試作開発、ブランディングまで幅広い対応力を持っています。世界的なアワードを数多く獲得するだけでなく、国内ではGマークも多数受賞しています。コンセプトの設計から商品化実現までトータルでサポートが可能です。

2. 株式会社ティル

▲出典:株式会社ティル

  • デザイナーが直接ヒアリングを行うため効率良く企画をサポート
  • 40年の実績を持ち、クライアントの要望を「伝わるカタチ」にする

株式会社ティルはグラフィックデザイン、Webデザイン、ARなどのデザイン制作を行う会社です。営業担当者ではなくデザイナーが直接クライアントをヒアリングすることで、イメージからズレがない状態で要望をしっかり形にする体制が特徴的です。校正担当者やイラストレーターが在籍しており、スマートかつスピーディな制作が可能です。小規模な店舗から大企業まで幅広い対応ができます。

3. 有限会社 シミズデザインスタジオ

▲出典:有限会社 シミズデザインスタジオ

  • 課題解決型のデザインが得意
  • ブランド価値を高めるデザイン・商品開発をサポート

シミズデザインスタジオは、大阪を拠点に活動するプロダクトデザイン会社です。クライアントのブランド価値を高めるため、デザインを通して様々なものづくり、商品開発のサポートを行っています。スマートフォンカバーや空気清浄機、フードボールなど生活製品のデザインを数多く行っています。

4. 株式会社ディ・フラット

▲出典:株式会社ディ・フラット

  • プロダクトデザインやUIデザインに関する商品開発の実績が豊富
  • 商品価値を高めるコンセプトワークに強み

株式会社ディ・フラットは大阪市北区にあるデザイン会社です。関西が本拠地ですが、全国から依頼が集まっています。コンピューター機器、自動車メーターなど、日常使いの製品から工業製品まで多種多様な実績があります。商品の企画や製品開発におけるフローを自社で一貫して対応しています。

5. スペクトデザイン株式会社

▲出典:スペクトデザイン株式会社

  • プロダクトデザインとUI/UXデザインにて実績豊富
  • 体験を通して一歩進んだ製品の価値を創り出すデザインコンセプトに強み

スペクトデザイン株式会社は大阪にあるデザイン会社です。アイデアワーク、機構・構造設計から試作サポートまで一貫して依頼することができます。シーソーの原理を応用した 卵ケースなど、画期的なデザインを数多く生み出しています。

6. 株式会社TIDO

▲出典:株式会社TIDO

  • 製品化だけでなくパッケージや広告まであらゆるデザインを一括して依頼可能
  • エレコムやNTTなど大手企業の実績多数

株式会社TIDOのデザインセクションであるINFIT DESIGN(インフィットデザイン)として2004年より稼働。家電・家具・業務用機器など幅広い実績が多数あります。専門的な技術を要する設計/開発業務では協力会社と連携して対応するため、制作が困難と思われるものでも相談が可能です。

7. YUMIKA Design

▲出典:YUMIKA Design

  • 女性ならではの視点を活かしたデザイン
  • 「あったらいいな!」を積極的に形にする

YUMIKA Designは2010年に設立されたプロダクトデザイン事務所です。ファッションとプロダクト双方の視点、また女性であり母である視点からデザインすることを得意とし、日用品から服飾、子供家具から工業製品まで、ライフスタイルに関わるものを幅広く手がけています。見た目にも優しく、使い勝手も良いのが特徴。通産省グッドデザイン賞、LG Mobile Design Competition GOLD PRIZEなど数多く受賞しています。

8. 株式会社トリイデザイン研究所

▲出典:株式会社トリイデザイン研究所

  • デザイン企画からスタイリングまで相談可能
  • コストや製造方法との兼ね合いを取りながら、ユーザー目線でのデザインを実装

株式会社トリイデザイン研究所はプロダクトデザイン、WEBサイト開発、空間デザインなどを得意としているデザイン会社です。プロダクトデザインでは、オフィス向けの家具・ツールや電子機器・組込機器・産業機械などのデザインの企画からスタイリングまで相談が可能です。商品の素材決めからの相談もでき、小ロットから大量生産可能な製品まで、幅広く対応してくれます。

9. 株式会社フォルム

▲出典:株式会社フォルム

  • 「想いをカタチに」という一貫した考え・コンセプトのもと、事業領域を展開
  • 医療器具、オフィス製品、玩具まで実績多数

株式会社フォルムは千葉市にあるプロダクトデザインの開発を中心とした総合デザイン会社です。体系化された開発プロセスで商品化をサポートし、有形・無形を問わずトータルにデザインを依頼することが可能です。

10. 株式会社ハニカムエンジニアリング

▲出典:株式会社ハニカムエンジニアリング

  • リーズナブルに依頼できる
  • デザインと商品開発の両方に強い

株式会社ハニカムエンジニアリングは、大阪市中央区にあるプロダクトデザイン会社です。

商品開発をトータルにサポート可能な設計事務所とデザイン事務所を兼ね備えており、デザイナーとエンジニアが共に在籍しているため、意匠デザインから設計開発まで依頼可能です。リーズナブルな価格設定となっており、一部の業務だけ発注することもできます。

11. 株式会社ゼロワンデザイン

▲出典:株式会社ゼロワンデザイン

  • デザインから生産までトータルサポート
  • 中国深圳に⽀社を設⽴し、試作、⾦型製作、量産のサポートをローコストで実現

株式会社ゼロワンデザインは、1978年創業の工業デザイン及びプロダクトデザインの、外観、機構設計を主業務としたデザイン事務所です。家庭⽤⽣活⽤品をはじめ医療機器、産業機器、ロボットなどの外装デザイン、機構設計、試作、⾦型製作、 ⽣産までのトータルサポートが可能です。中国⼯場とのOEM⽣産の現地での交渉、修正設計の管理、PSE認証の⼿続きなど、各種業務をお客様のニーズに応じて対応できるのが特徴です。

プロダクトデザインの制作会社の選定時の3つのポイント

選定時にチェックすべきポイントを3つ解説します。

  • プロダクトデザインの実績をチェックする
  • 料金や納期を比較する
  • 継続的に発注できる会社かを見極める

1. プロダクトデザインの実績をチェックする

実績は必ずチェックしましょう。実績のない会社にプロダクトデザインを依頼することはリスクが高くなります。まずは気になる制作会社のサイトでこれまでの実績をチェックしましょう。依頼したい分野の実績があるか、クオリティや雰囲気を確認し、自社と親和性があるかを判断することがおすすめです。

2. 料金や納期を比較する

制作会社によって料金体系・依頼できる範囲・必要な費用・納期などは異なるため、これらをもとに比較検討することも選び方のひとつです。

会社によっては、基本的なデザイン料のほか、進行管理費、リサーチ費、材料費、交通費、などといった費用を別途設けているところも存在します。また、デザインだけを依頼するのか、もしくはデザイン+商品化までを依頼するのかによっても費用は異なります。

適切なバランスでコストと品質を見極め、予算内で最も満足度の高いデザイン会社を選びましょう。

費用相場に関しては以下の記事でも解説しています。

参考記事:プロダクトデザインにかかる費用の相場は? コストを抑える方法も合わせて解説

3. 継続的に発注できる会社かを見極める

制作会社を選ぶ際、長期的な関係性が構築できるかも考えましょう。継続的に同じ会社に依頼することで、デザインに一貫性を持たせることができ、効果的なブランディングへとつながります。

また、継続的に発注できると、すでに料金体系を知っているため予算を立てやすい、意思疎通を図りやすいといったメリットもあります。

フリーランスにプロダクトデザインを依頼するメリット

プロダクトデザインはフリーランスに依頼することもできます。

ここでは3つのメリットを紹介します。

  • 費用が抑えられる
  • 必要な時だけ依頼できる
  • コミュニケーションがスムーズ

1. 費用が抑えられる

フリーランスデザイナーに依頼すれば、制作会社に依頼するよりも費用が抑えられます。また、自社でデザイナーを採用して育成する手間も省けます。

仮に社員で採用しようと思えば、専門スキルを持った優秀な人であればあるほど、企業として支払う給与は高くなるでしょう。また、優秀な人は中途採用市場に出てくることも少なく、採用コストも上がります。人材教育のコストだけでなく、離職リスクも抑えられることは、経営上大きなメリットと言えます。

費用はプロジェクトにより異なりますが、制作会社に依頼する際の相場は30〜200万円前後なのに対しフリーランスの場合は30〜80万円程度と考えられます。

デザインの外注とデザイナー採用のコスト比較については、以下資料で詳しく解説しています。無料でダウンロード頂けますので、お気軽にご覧ください。


【お役立ち資料】
デザイン外注とデザイナー採用 コスト比較表

xdesigner.jp

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2. 必要な分だけ依頼できる

フリーランスデザイナーに依頼すれば、案件ごとの契約が可能なため、半年契約などの縛りがありません。必要なときに専門性の高いスキルを活かすことができます。

制作会社に比べ、個人のため規模の小さい案件でも頼みやすいのもメリットです。

3. コミュニケーションがスムーズ

フリーランスが一人で窓口から制作までを担うため、直接かつ迅速にコミュニケーションを取れるのが特徴です。フリーランス自身で全ての決定権を持つため、依頼や質問に対して即座に答えを出すことが可能です。

一方で、制作会社では内部の協議や上層部との相談が必要になる場合もありますが、フリーランスならそのようなプロセスを経ることなく、スピーディーに対応を得られます。

フリーランスデザイナーと制作会社の比較に関しては、こちらの記事でも解説しています。

参考記事:プロダクトデザインを依頼するには?依頼先の種類と選び方を解説

プロダクトデザインを効率良く依頼したいならフリーランスが揃っているクロスデザイナーがおすすめ

プロダクトデザインを依頼できる制作会社をお伝えしてきました。それぞれが得意分野があるため、サイトをチェックしてから問い合わせすることをおすすめします。

また、コスト面や柔軟性からフリーランスデザイナーへの外注を考えているのなら、経験豊富な人材が揃っているクロスデザイナーがおすすめです。

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西原 小晴
記事を書いた人
西原 小晴

セールスライター/コンテンツディレクター。合同会社ウォンバット。京都府立大学農学部卒。印刷会社・マーケティング会社・デザイン会社にて知見を深め、累計8億以上の売上をサポートする。化学・製造DX・Webデザイン・ライティング・マーケティング分野が専門。