LINE広告クリエイティブの事例7選!依頼する際のポイントも紹介 | フリーランスデザイナー・業務委託採用|クロスデザイナー

LINE広告クリエイティブの事例7選!依頼する際のポイントも紹介

INDEX

LINEは日本最大級のコミュニケーションアプリであり、LINE広告を利用する企業も増えています。また、LINE広告とYahoo!広告の配信連携が始まり、最近ますます注目度が上がっています。

そんな魅力的なLINE広告ですが、効果的なクリエイティブはフォーマットや訴求軸など押さえるべきポイントがあります。

本記事では、LINE広告の特徴や成功事例、効果的に運用するためのポイントなどを紹介します。LINE広告に興味がある方は、本記事を参考にしてみてください。

LINE広告の4つの特徴

LINE広告の特徴について解説します。

  1. アプローチできるユーザー数が圧倒的
  2. 精度の高いターゲティングが可能
  3. 目的に合わせた広告配信面が選べる
  4. 少額予算で始められる

1. アプローチできるユーザー数が圧倒的

LINEは、日本国内の月間利用者数9,600万人(2023年12月末時点)と、幅広い年齢層に利用されています。そのため、Facebookは見ているけどX(Twitter)は見ていないなど、他の媒体ではリーチできない層にアプローチすることも可能です。

▲出典:LINEヤフー for Business

2. 精度の高いターゲティングが可能

LINE広告では以下の7つのターゲティング機能が用意されているため、精度の高いターゲティングが行えます。

  • 地域
  • 性別
  • 年齢
  • 趣味・関心
  • 行動
  • 属性
  • 購買意向

▲出典:LINEヤフー for Business LINE広告の特徴とは?配信面や費用、成功事例を総まとめこれらの掛け合わせにより、アクションにつながりやすいユーザーに広告を表示させることができるため、費用対効果が高くなります。また、年齢ターゲティングで14歳未満が設定できるため、小学生や中学生に情報配信することも可能な点が他のSNS広告との大きな違いです。

3. 目的に合わせた広告配信面が選べる

LINE広告には、トークリスト、LINE NEWS、LINE VOOM、ウォレット、LINEポイントクラブなどの配信面があり、幅広い年齢層にリーチが可能です。また、LINE広告ネットワークを通じて、10,000(2022年8月時点)を超えるさまざまなアプリに広告配信することもできます。

▲出典:LINE Business Guide 2023年10月~2024年3月

4. 少額予算で始められる

LINE広告は初期費用不要で広告配信できます。

また、最低出稿価格が設定されていないため、1日1,000円などの少額予算で始められます。LINE広告はオンライン申し込みが可能で、手軽に始められる運用型広告としても魅力的です。

LINE広告の種類と費用

LINE広告の種類と費用を紹介します。
(出典:LINEヤフー for Business LINE広告 配信面

18種類の配信面

  1. トークリスト
  2. LINE NEWS
  3. LINE VOOM
  4. ウォレット
  5. LINEマンガ
  6. LINEポイントクラブ
  7.  LINEチラシ
  8. LINEクーポン
  9. LINEマイカード
  10. LINEショッピング
  11. LINE広告ネットワーク
  12. ホーム
  13. LINE Monary
  14. LINEレシート
  15. LINEオープンチャット
  16. LINEファミリーアプリ
  17. LINE公式アカウント
  18. アルバム

トークリスト

最もアクティブ率(ユーザーが一定期間に広告を見る割合)の高いLINEのトークリスト最上部の枠に広告が表示されるため、大規模なプロモーションができます。

LINE NEWS

LINEアプリ内のニュースページや記事一覧ページに広告が配信できます。430媒体(2023年1月時点)のアカウントメディア内に広告配信できます。

LINE VOOM

LINE VOOMは動画コンテンツのため、動画広告で製品情報を詳しく伝えられます。

ウォレット

“LINEのおサイフ”である「ウォレット」タブです。月間訪問者数4,700万人超(2023年8月時点)の幅広いユーザーへのリーチが実現できます。

LINEマンガ

「LINEマンガ」の広告枠に配信できます。2022年12月に国内アプリ累計ダウンロード数が4,000万を突破。2013年のサービス開始以降、国内マンガアプリの累計ダウンロード数において、No.1を独走しているため、多くの人にリーチが可能です。

LINEポイントクラブ

LINEの各種サービスの利用、LINEポイントクラブでのLINE公式アカウント友だち追加や動画視聴などで貯めることのできるLINEのポイントサービスです。40代から50代と年齢層が高めのユーザーが多く利用しているため、年齢層が高めの場合、有効と言えるでしょう

LINEチラシ

これまでオフラインでの配布が中心だった折込チラシを、ユーザーの興味関心・生活エリアに合わせて配信するデジタルチラシサービスです。

ユーザーごとにパーソナライズされた近隣店舗のチラシを配信できるため、自宅でお買い物の計画を立てる際や、スーパーやドラッグストアなどの店舗にて購入を検討している際に閲覧する可能性が高いため、購買意欲の高いユーザーにアプローチが可能です。

LINEクーポン

「LINEクーポン」は、飲食店、コンビニ、スーパー、など全国約50,000店舗(2020年9月時点)のショップで画面を提示するだけで利用できるクーポンサービスです。ユーザー層の70%は女性で、40〜50代が全体の6割を占めています。

LINEマイカード

LINEマイカードは、お店のポイントカードや会員証などを、LINEアプリの中でまとめて管理できるサービスです。登録ユーザー層は女性が約6割、男性が約4割で、10代後半から50代以降まで幅広い年齢層のユーザーにアプローチできます。

LINEショッピング

ファッションや雑貨、コスメなど約1,800ショップから、LINEアプリ上で商品を購入できるショッピングサービスです。 ユーザー数の約7割が女性で20代後半から40代の女性へのリーチが可能です。

LINE広告ネットワーク

LINE広告ネットワークは、11,000(2023年12月末時点)を超える様々なアプリメディアの幅広いユーザーへ広告掲載が可能です。

ホーム

LINEでのユーザー自身の空間である「ホーム」タブに広告を掲載できます。LINEの様々なコンテンツへの入り口の役割を果たしているため、閲覧数が多いのが特徴です。

LINE Monary

LINE Monaryはお金にまつわる幅広いテーマの知識を深めるコンテンツを提供するサービスです。ユーザー層は女性が60%で、20〜40代がボリュームゾーンです。

LINEレシート

レシートを登録することにより家計の支出管理やお店の価格比較ができる日々のお買い物をサポートするサービスです。 ユーザー層は主婦である30-50代女性がボリュームゾーンです。主婦を中心に節約やポイ活に興味関心が高い層をメインターゲットにした広告リーチが実現可能です。

LINEオープンチャット

年代や趣味など共通点がある人同士でトークや情報交換ができるチャットサービスです。

安心・安全ガイドラインに基づき運営を行い、2019年のリリース以降多くのユーザーに利用されているため、幅広いユーザーに配信が可能です。

LINEファミリーアプリ

LINEのサービス名称で展開するゲーム、ツール、カメラ、アバターコミュニケーションなどのさまざまなアプリメディアを束ねる配信先がLINEファミリーアプリです。9,600万人(2023年12月末時点)以上のLINEが生み出す膨大なデータを活用したターゲティング配信が可能です。

LINE公式アカウント

LINE公式アカウントは友だち追加してくれたユーザーと継続的かつ双方向の深い繋がりを生み出せるサービスです。LINE公式アカウントのメッセージ内に掲載されます。

(※LINE公式アカウントのオーナーが設定した場合のみ、広告が配信可能。)

アルバム

「アルバム」はLINEの友だちとの思い出を簡単に保存・共有できる機能です。日本のLINEアプリユーザーの1/3以上が使用しており、20〜30代女性を中心に、友人・家族・同僚間の思い出を振り返る場として活用する30〜40代男性への広告リーチを実現します。

3つの料金体系

課金方式は以下の3つに分かれます。

  • クリック課金(CPC=Cost Per Click)
  • インプレッション課金(CPM=Cost Per Mile)
  • 友だち追加ごとに課金

クリック課金はユーザーが広告をクリックすることで費用が発生する課金方式です。

広告が表示されただけではお金がかからないため、コンバージョンを多く獲得したい場合に適しています。ただし、競合が多い分野だと広告費が高くなる、クリック率が上がり費用が高額になることがあるなどのデメリットもあります。クリック単価の相場は24円〜200円ほどです。

インプレッション課金は、広告が完全表示されると費用が発生する課金方式です。広告が1,000回表示されるごとの費用をCPMと呼びます。より多くのユーザーに広告を見てもらいたい場合に適しており、インプレッション課金の相場は1,000回表示ごとに400円〜1,000円ほどです。クリック率が低くてもコストがかかるのと、費用対効果が分かりにくい点はデメリットです。

「友だち追加」は名前の通り、LINE公式アカウントに友だち追加されると課金される方式です。友だち追加した分だけ費用が発生するため、費用を抑えやすいのが特徴です。友だち追加の最低設定価格は、自動入札の場合75円、手動入札は友だち追加ごとに課金の場合50円、インプレッションごとに課金(CPM)の場合200円です。相場は1件あたり150円〜250円程度ほどです。


メリットデメリット相場
クリック課金

・広告表示だけではお金がかからない

・コンバージョンを多く獲得したい場合に適している

・競合が多い分野だと広告費が高くなる

・クリック率が上がり費用が高額になることがある

24円〜200円
インプレッション課金・より多くのユーザーに広告を見てもらえる

・クリック率が低くてもコストがかかる

・費用対効果が分かりにくい

400円〜1,000円
友だち追加ごとに課金

・友だち追加した分だけ費用が発生するため、費用を抑えやすい

・手動入札の方がコストが安いが手間が多い150円〜250円

LINE広告クリエイティブの事例7選

事例を7つ紹介します。

  1. 新規集客の30%がLINE広告経由!株式会社スナックミー
  2. LINE広告で友だち数が7倍!有限会社黒亭
  3. CTRが200%改善!株式会社ディー・エヌ・エー
  4. CV数が約6倍になりV字回復!さくらフォレスト株式会社
  5. ふるさと納税のクリック率が他媒体の約5倍!鎌倉市役所
  6. CVR 158%改善!株式会社オープンハウスグループ
  7. 30万人の獲得に成功!嘉穂無線ホールディングス株式会社

1. 新規集客の30%がLINE広告経由!株式会社スナックミー

▲出典:LINEヤフー for Business 株式会社スナックミーおやつのサブスクリプションサービス「snaq.me」を提供している株式会社スナックミーは、新規顧客の獲得数を増やすために、2020年3月にLINE広告を導入しました。

以下の3つの施策を行い、結果、新規獲得件数が全体の30%を占めるようになりました。

  • LINE側の保有する保有する年齢・地域・性別・興味関心などのオーディエンスデータを用いた「LINEターゲティング配信」
  • ユーザーのオンライン行動を基に緻密なリターゲティングを行う「オーディエンス配信」
  • 自社の保有するオーディエンスデータに類似するLINEユーザーを見つけて広告を配信する「類似配信」

また、今までアプローチできていなかった40代・50代の新規顧客の獲得に成功し、配信開始から半年でCV数は8.4倍に伸びるなど、全体の新規獲得の底上げにつながっています。

2. LINE広告で友だち数が7倍!有限会社黒亭

▲出典:LINEヤフー for Business 有限会社黒亭

熊本県内に4店舗を展開するラーメン店「黒亭」は、店舗とECショップ別々にLINE公式アカウントを開設して集客や販売促進に活用しています。

店舗では、週末の来店を促すため毎週金曜日の午前8時30分にメッセージやクーポンを配信。一方、ECショップのアカウントでは、休日での購買を狙って毎週土曜日の午前11時にメールマガジンと同じタイミングで配信をするなど、顧客のモチベーションに合わせた時間帯に配信しています。

また、ECショップのLINE公式アカウントでは、主力となるラーメンやサイドメニューを自宅でも楽しんでもらえるよう、リッチメニューを活用してユーザーを各コンテンツに遷移させています。

2019年11月からLINE広告を出稿し、月2〜3万円程の予算で運用を続けた結果、約500名だった友だちは3,700名(2020年8月時点)と7倍以上に増加しました。

3. CTRが200%改善!株式会社ディー・エヌ・エー

▲出典:LINEヤフー for Business 株式会社ディー・エヌ・エー数多くの人気ゲームタイトルを手がける株式会社ディー・エヌ・エー。LINEの運用型広告を活用し、最新機能をいち早く取り入れながら、独自の仮説を持って検証を繰り返すことで、アプリインストールの新規顧客の獲得および休眠顧客の復帰において効果を上げています。

施策として、「LINE広告」の類似配信を活用してさまざまなデータソースで配信を実施し、掲載面を意識したクリエイティブの改善を行いました。

その結果、運用型広告経由の獲得において「LINE広告」のシェアが継続的に一位を獲得、またクリエイティブを変えたことでCTRが200%改善しました。

4. CV数が約6倍になりV字回復!さくらフォレスト株式会社

▲出典:LINEヤフー for Business さくらフォレスト株式会社健康食品・スキンケア・ヘアケアなどの自社通販を展開している福岡県福岡市に本社を置くさくらフォレスト株式会社。“ともに豊かに”をコンセプトとした自社通販ブランド「さくらの森」を2009年にスタートし、「美と健康を実現する日本一の商品」を基準に約40商品を販売しています。

一部通販アイテムのWebマーケティングにLINE広告を活用しました。具体的な施策は以下の通りです。

  • 他メディアで配信効果の高かったクリエイティブをLINE広告に“横展開”
  • 新たな広告フォーマット「画像(アニメーション)」を活用し、ユーザーの目にとまるクリエイティブ表現を模索
  • 自社で保有するデータを基に類似オーディエンスを30件超作成して類似配信を行いPDCAを回す

「画像(アニメーション)」や複数の類似オーディエンスを利用した広告配信後、3ヵ月で月間の新規獲得件数が6倍になるなど、目覚ましい成果を上げています。

5. ふるさと納税のクリック率が他媒体の約5倍!鎌倉市役所

▲出典:LINEヤフー for Business 鎌倉市役所神奈川県鎌倉市は、ふるさと納税の認知拡大と、それに伴う申し込み件数を増やすためにLINE広告を活用しました。

2021年10月からの約3ヵ月、LINE広告に出稿し、「鎌倉ブランド」「返礼品が豊富」などの強みを活かしたクリエイティブを使用しました。また、ふるさと納税という制度の性質上、ターゲティングにおける地域は全国に設定し、年齢も25歳以上と幅広く設定しました。

興味・関心を設定する際は、金融、食べ物・飲み物、旅行、ショッピングなど、返礼品に合わせて項目を幅広く選択したのも特徴的です。

結果、 市への寄附金額が前年度比1.5倍の約17億円を達成し、LINE広告のクリック率は、他媒体の約5倍となる2.13%を記録しました。

6. CVR 158%改善!株式会社オープンハウスグループ

▲出典:LINEヤフーfor Business 株式会社オープンハウスグループ戸建事業・マンション事業・収益不動産事業・米国不動産事業を展開する総合不動産会社であるオープンハウスグループ。

潜在層獲得が見込める新規媒体に広告を出稿し、戸建事業のWeb会員登録者数をアップさせることを目的に、LINE広告を運用しています。広告運用をインハウス化するにあたってクリエイティブ改善に着手し、各エリアの顧客データ分析と、エリアごとの営業担当にヒアリングを実施し、得られたデータと現場の声をデジタル施策に反映した結果、CVRは前年比158%改善、CPAは前年比68%抑制しました。

7. 30万人の獲得に成功!嘉穂無線ホールディングス株式会社

▲出典:LINEヤフー for Business 嘉穂無線ホールディングス株式会社嘉穂無線ホールディングス株式会社は、九州地方を中心に店舗数を拡大しているホームセンター『グッデイ』を運営しています。

店舗集客の要となるLINE公式アカウントの友だちを増やしたい、顧客情報を軸としたマーケティング戦略を強化したいことを目的とし、LINE公式アカウントの本格運用から約3年で30万人を超える友だちの獲得に成功しました。

短期間での増加ながら低いブロック率を維持しており、友だち追加単価は130〜200円であり、費用対効果も高く評価されています。

LINE広告を効果的に運用する3つのポイント

ここでは効果的に運用するためのポイントを紹介します。

  • 多様なクリエイティブの作成
  • ターゲティング機能の活用
  • ベネフィットの訴求

1. 多様なクリエイティブの作成

成果を出すためには、ターゲットの注目を引き、関心を持ってもらうためのクリエイティブが必要になります。そのためにも多様なクリエイティブを作成し、それぞれのパフォーマンスをテストしましょう。LINE広告には多様な配信面があるため、配信効果最適化のためには複数のフォーマットを用意することも重要です。

また、ターゲットの反応や行動を反映するために、広告クリエイティブは定期的に更新することが重要です。

2. ターゲティング機能の活用

細かいターゲティング設定が行えることはLINE広告の大きな特徴です。

たとえば、ユーザーの年齢、性別、居住地などの基本的なデモグラフィック情報から、店舗から半径10kmの範囲内に住んでいる人に広告配信をすることができ、店舗集客に効果が期待できます。

また、ユーザーのアプリ内行動、関心事、生活スタイルに基づく詳細なターゲティングまで設定可能なため、最も効果的なターゲットセグメントを見つけ出し、リーチすることが実現できます。

3. ベネフィットの訴求

ユーザーがバナー広告を見る時間は約2秒と言われています。そのため、キャッチコピーでは、ベネフィット(商品から得られる価値)を分かりやすく訴求しましょう。

LINEの独自調査によると、ベネフィット訴求の方が機能訴求よりも新規獲得率が2倍になると報告されています。

  • 「〇〇日まで期間限定で半額!」
  • 「先着100名様まで送料無料」
  • 「30代女性必見!」

このような形で、商品やサービスを購入する際のベネフィットを発信し、興味・関心を引くように工夫しましょう。

LINE広告の運用を外注する3つのメリット

ここでは外注する際のメリットを紹介します。

  • 豊富な知識で運用してもらえる
  • 自社の業務に集中できる
  • PDCAを回して費用対効果を高めてくれる

1. 豊富な知識で運用してもらえる

LINE広告を運用できる広告代理店は、効果的な広告運用の知識が豊富です。市場やユーザーの反応を見ながら、分析・改善していく必要がありますが、広告代理店であれば蓄積された知見から最適な改善アクションを導き出してくれます。すでに運用ノウハウがあるため、効果が出やすい広告が出稿できるのは大きなメリットです。

2. 自社の業務に集中できる

外注すれば、運用はすべてお任せすることができます。自社で人材を用意する必要がなく、新たに教育したりする手間もかからずに自社は本業に集中できます。仮に人員を集めたとしても、経験や知識は一朝一夕で身につくものではありません。

LINE広告の効果的な運用ノウハウを持っているので、スピーディに広告出稿ができ、PDCAを素早く回すことができるでしょう。

3. PDCAを回して費用対効果を高めてくれる

自社でゼロから運用し、仮説検証してノウハウを地道に貯めることはできますが、自社の勝ち筋を見つけるまでに時間と広告費と人件費がかかります。しかし、外注すれば、ノウハウの蓄積がすでにあるため、ある程度最適解が分かっている状態でLINE広告を運用してもらえます。

さまざまな成功事例を元にPDCAを回して、短期的な効果だけでなく、中長期的な視野に立ってLINE広告を運用してくれるなど、費用対効果を高めてくれるでしょう。

LINE広告の運用を外注する3つのデメリット

一方デメリットも存在します。

  • 運用ノウハウが残らない
  • 担当者の実力が未知数
  • 対応に時間がかかる

1. 運用ノウハウが残らない

外注すると、自社に運用ノウハウは貯まりにくくなります。短期的に成果を上げたいのなら外注に依頼するのは合理的ですが、中長期的な視点で見ると、運用ノウハウの蓄積がないのはデメリットになるでしょう。

いずれは自社運用したいと考えている場合、積極的に運用方法を指導してくれる会社を選んだり、部分的に自社で運用するなどしてノウハウを蓄積していきましょう。

2. 担当者の実力が未知数

今までの実績が素晴らしく、自社の業種や商品でも成果が出ており相性が良さそうと思っても、担当者の実力は未知数です。代理店によってはLINE広告はまだ経験豊富な人が少ない場合もあり、担当者によってスキルのバラつきがあることは覚えておきましょう。

まずは担当者の経歴やスキルを確認することが重要です。サポート体制を確認し、緊急時の対応なども忘れずに確認しましょう。

3. 対応に時間がかかる

担当者は一人で複数の案件を担当しているケースがあります。優先順位は外注先が決めるため、場合によっては自社の対応が後回しにされるおそれもあるでしょう。このような事態を回避するためにも、問い合わせ時の対応や緊急時の対応について、〇日以内の対応など、体制を確認しておきましょう。

自社でLINE広告を運用しながらクリエイティブをフリーランスに外注するのがおすすめ

最も効率の良い方法は、自社で運用しながらクリエイティブを外注することです。

3つのメリットを紹介します。

  • 運用ノウハウを蓄積できる
  • レベルの高いクリエイティブが期待できる
  • コストが抑えられる

1. 運用ノウハウを蓄積できる

自社で運用することで、社内に知見やノウハウを蓄積することができます。広告運用を通じて得られた経験や知識、スキルは企業の資産となります。人材を安定して育てられるマニュアル作成にもつながるでしょう。実際の広告運用でしか得られない知識は、企業の競争力にもつながります。

クリエイティブはフリーランスに外注に出すことによって、スピーディな対応が可能です。

フリーランスは個人で仕事を行うため、制作会社や代理店よりもスピード感を持って作業を進めることができ、早く納品してもらえることもあります。

制作会社や代理店は一つの案件に複数人が関わるため、その分時間がかかってしまう傾向にあります。また、複数の案件を同時にこなすことも多く、規模の小さな案件は後回しになるおそれもありますが、フリーランスはその心配がありません。

2. レベルの高いクリエイティブが期待できる

個人で活躍するフリーランスは経験や実績が豊富なことが多いため、レベルの高いクリエイティブが期待できます。

また、デザインにおける最新の技術や流行は常に更新されていますが、専門家に任せることで、それらを取り入れることができ、より洗練されたデザインにすることも可能です。

また、ただ見た目が良いだけではなく、コンバージョンを期待できるデザインなど、マーケティング的な面も提案してくれるでしょう。

3. コストが抑えられる

フリーランスデザイナーであれば1枚から対応可能など、柔軟に依頼することができ、費用を抑えられる傾向にあります。

また、請負にすれば契約を大型や継続必須にしないで済むこともメリットです。

コスト面を重視するなら、フリーランスに外注すればその分安く済むでしょう。

経験豊富なデザイナーにクリエイティブ制作を依頼するのならクロスデザイナーがおすすめ!

LINE広告クリエイティブの事例や依頼する際のポイントについてお伝えしてきました。

外注することで、豊富な知識で運用してもらえる、自社は本業に集中できるなどのメリットはありますが、自社内に運用ノウハウが蓄積されないなどのデメリットも存在します。両方を加味した上で広告運用の体制を構築することをおすすめします。

また、自社で運用していきたいけどクリエイティブだけフリーランスに依頼したい場合は、経験豊富なフリーランスデザイナーが揃っているクロスデザイナーがおすすめです。

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  • クロスデザイナーに登録しているデザイナー参考例
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西原 小晴
記事を書いた人
西原 小晴

セールスライター/コンテンツディレクター。合同会社ウォンバット。京都府立大学農学部卒。印刷会社・マーケティング会社・デザイン会社にて知見を深め、累計8億以上の売上をサポートする。化学・製造DX・Webデザイン・ライティング・マーケティング分野が専門。