
フリーランスデザイナーは、経験を積んで独立している人もいれば、オンラインスクールや独学でスキルを身につけている人などさまざまです。
デザイナーは、そもそも資格が必須な職種ではありません。そのため、重視すべきなのは自社が求めているスキルを備えているかどうかです。
この記事では、フリーランスデザイナーの経験・スキル別の活用ポイントと評価方法について解説します。即戦力人材の探し方や採用方法もまとめました。ぜひ参考になさってください。
デザイナーにはフリーランスが多い理由
企業がデザイナーを採用するにあたり、まずはデザイナーにフリーランスが多い背景について理解しておくことが大切です。
ここでは、フリーランスを選ぶデザイナーが多いのか3つの理由を解説します。
オンラインで学べる環境が整っている
コロナ禍の影響による働き方の変化に伴い、デザインを学べるオンラインスクールや動画コンテンツが増加しました。誰でもインターネット回線とPCがあれば、自宅でデザインを学ぶことができるのです。
現場でも使われるデザインツールもクラウド化して多くの人が利用しやすくなりました。学習環境がオンラインで非対面のため、そのまま仕事もオンラインで完結するフリーランスを選択しやすいためといえます。
案件を通じ企業との相性を見極めている
デザイナーは転職希望者でも、いきなり応募するのではなく、副業などで関わりをもち、企業との相性を見極めるケースが増えています。副業や業務委託案件で実際にプロジェクトに参画し、チームの雰囲気や働き方、意思決定のスピードなどを体感し、自分に合った環境かどうかを判断しています。
副業や業務委託契約は、雇用契約と違って期間が決められているため、相性が合わないときはそのまま契約終了という形で終えることもできます。
関連記事:デザイナーが転職する理由5つ|長く働いてもらうためのポイントも解説
自分で働く環境がつくりやすい
デザイン業務は基本的にインターネット環境とPC、デザインツールがあれば完結することから、自宅でも働く環境を比較的つくりやすい職種です。
そのため、出産・育児といったライフステージの変化を受けやすい女性デザイナーにとって、フリーランスという働き方はキャリアを中断せずに継続する手段として選ばれやすくなっているのです。
男性デザイナーは、キャリアパスとしてフリーランスを選ぶ人がいます。また、自由な働き方を追求しているケースもあります。
関連記事:在宅デザイナーとは?求人媒体に頼らない採用方法と業務の進め方
フリーランスデザイナーの報酬・契約相場
フリーランスデザイナーへ業務を依頼するときは、報酬相場を理解しておくことが大切です。おもにスキルや経験、業務内容、稼働時間などによって大きく変わってきます。
業務別の単価相場
フリーランスデザイナーは1人で活動しているため、Webサイト全体のデザインよりも以下のように部分的な依頼が多めです。
業務 | 単価相場 |
LP | 数万円〜30万円 |
ロゴデザイン | 2万〜20万円 |
バナーデザイン | 3,000〜2万円以上 |
UI/UXデザイン | 40万〜80万円 |
アプリデザイン | 10万〜100万円 |
こうした求める成果物が明確なときは、単価相場がわかりやすいため、適正な価格で依頼しやすいメリットがあります。
関連記事:業務委託の費用相場を業種別に比較|コストを抑える方法と注意点も解説
関連記事:【企業向け】Webデザイナーの単価相場は?作業工程ごとの費用を解説
契約形態別の予算の目安
フリーランスデザイナーとの契約では、請負契約と準委任契約のどちらを結ぶかによって報酬の考え方や管理の仕方が異なります。ロゴやバナーなど明確な成果物がある場合は請負契約が適していますが、ロゴやバナーデザイン以外のデザイン業務も依頼するなら、準委任契約が適しています。
準委任契約の場合、稼働時間に応じて報酬が決まります。デザイナーの平均時給は未経験者で1,705円、経験者で1,917円です。スキルや経験が高ければ平均よりも高めに設定し、予算を確保する必要があります。
(参考:はたらこねっと)
関連記事:準委任契約と請負契約の見分け方とは?具体的な事例まで紹介
追加費用が発生するケース
フリーランスデザイナーへの依頼費用を抑えたい場合、追加費用を考慮しなければなりません。追加費用とは修正回数や短納期での対応、デザイン制作以外の業務などです。
基本的に契約書に記載のない業務を依頼したら、追加費用がかかると考えてよいでしょう。事前に業務範囲や納期などを擦り合わせておくことで追加対応を抑えることが可能です。
業務委託契約書は案件に応じて柔軟に内容を調整できる個別契約書も作成しておくと便利です。以下では、業務委託契約に必要な契約書の4つのテンプレートを無料で配布中です。ぜひダウンロードをしてご活用ください。

デザイナーがフリーランスになるまでのステップ
企業がフリーランスデザイナーを採用するときは、その人がどのような経験を積んで独立に至ったのかを理解することが大切です。ここでは、デザイナーがフリーランスになるまでの流れを解説します。
スクール・独学でデザインを体系的に学ぶ
フリーランスデザイナーは、専門学校や独学、近年ならオンラインスクールでデザインの基礎を学んでいます。とくにベテランデザイナーは、タイポグラフィや配色、レイアウトなどを中心にスキルを習得している傾向があります。
『Adobe Photoshop』や『Adobe Illustrator』などのツール操作、HTML/CSSなどのWebデザインの基礎を学び、ポートフォリオの制作を通じて企業への就職や案件受注への準備をしています。
関連記事:グラフィックデザインとは?独学・学校卒と職歴別のスキルを解説
制作会社・事務所で実務経験を積む
デザイナーは、Web制作会社やデザイン事務所で実務経験を積むのが一般的です。制作会社では、さまざまなクライアントワークを通じてデザイン力や提案力が鍛えられていきます。
事業会社では、プロダクトの成長につなげるためのマーケティング視点をもったデザイン力が養われています。扱うプロダクトは限られていますが、デザイン以外の領域にも取り組むため、さまざまなスキルが養われているのが特徴です。
企業がデザイナーを採用するときは、働く環境で身につくスキルが違うことを理解したうえで、応募書類やポートフォリオをチェックすることが大切です。
関連記事:Webデザイナーのアシスタントの仕事内容は?必要なスキルやメリット・デメリットを解説
フリーランスを目指す
ジュニアデザイナーやアシスタントデザイナーの下積みを経験したら、デザイナーとして得意分野や自由な働き方を求めてフリーランスになる人が多い傾向があります。ただし、デザイナーは国家資格がないため、同じフリーランスでもスキルには大きな差があるのが事実です。
実務経験があっても「デザイナー」の肩書きをもたない人もいます。そのため、企業が職種名や肩書きで判断せず、その人がどのような案件を経験してきたのか、内容や成果物、担当領域などをしっかり確認することで採用のミスマッチを防ぐことが可能です。
関連記事:デザイナー採用基準のポイント7つ! 採用基準の設定方法も解説
フリーランスデザイナーのスキルを活かすためのポイント
フリーランスデザイナーを採用するときは、スキルレベルを見極めたうえで適切な業務を依頼することが大切です。ここではデザイナーの実績やスキルを見極めて、業務へ活かすポイントについて解説します。
1. 過去の実績やポートフォリオから得意分野を見極める
フリーランスのデザイナーの過去の実績やポートフォリオから得意分野を見極めることが可能です。デザイナーの多くは案件獲得のために得意分野の案件をポートフォリオにまとめています。
WebデザインやUI/UXデザインなど分野ごとのスキルはもちろん、BtoBサイトやBtoCサイトなどサイトの種類ごとの表現力をチェックしましょう。ポートフォリオに記載されたデザインの目的や工夫などの説明文からも、どのような案件に強いかが見えてきます。
2. 使用ツールや業務環境の対応力を確認する
デザイナーが扱えるツールの種類によって、得意な業務が変わってきます。依頼したい業務を遂行できるのか、使用ツールや業務環境への対応力を事前に確認しておきましょう。
必須ツールやスキルレベルの基準があるときは、募集要項に記載しておくことで採用ミスマッチを防ぐことができます。応募書類に資格や検定の種類やランクの記載があれば、どの程度のスキルをもっているのか判断できます。
資格や検定を持っていないデザイナーは、ポートフォリオや面談で質問をして確認してください。
関連記事:デザイナーの資格・検定から実践スキルを見極める方法を解説
3. ディレクション経験を活かす
デザイナーのなかでもディレクション経験や進行管理まで対応できる人材なら、プロジェクトを効率よく進めることができます。主体的に動いてくれることが期待できるため、社内のディレクターの負担軽減にもつながります。
募集時にアンケートを実施して、ディレクション経験やプロジェクトで他デザイナーへ指示出しをした経験の有無を確認しておきましょう。
関連記事:アートディレクションはフリーランスへ依頼できる?探し方のポイントも解説
4. コミュニケーションスキルに応じて業務の進め方を工夫する
フリーランスの多くはフルリモートで働く環境に慣れています。ビジネスチャットツールやWeb会議などのコミュニケーションに慣れている人もいれば、対面の打ち合わせを好む人もいます。
報連相のタイミングや意思決定のスピードは個人差があり、担当者との相性でも進め方は異なります。どのようなコミュニケーションなら円滑に進むのか、お互いに特性をすり合わせていくことが大切です。
関連記事:【企業向け】デザイナー面接質問例|成功させるコツを解説
5. 過去の職歴や経験から役割を調整する
デザイナーがこれまでどのような案件や企業で経験を積んできたかによって、得意分野や考えのクセが異なります。グラフィックデザイナーはビジュアル表現に強く、Webデザイナーは情報の整理を得意とする傾向があります。
また、制作会社と事業会社でもプロジェクトの進め方や考え方が異なることもあります。そのため、職歴・経験から適正な業務や役割を振り分けることが大切です。
外注に関心があっても採用時の注意点や進め方がわからない人は少なくありません。下記の資料では、初めての方にもわかりやすいように解説しています。無料でダウンロードいただけますので、ぜひお役立てください。

優秀なフリーランスデザイナーの探し方・採用方法
これまでの募集方法で応募が集まらない場合、探し方を検討しなければいけません。採用手法を変えることで、求めるスキルをもつデザイナーを採用できる可能性があります。
ここでは、優秀なフリーランスデザイナーの探し方・採用方法をご紹介します。
同業者や知人に紹介してもらう
フリーランス協会の『フリーランス白書2023』によると、フリーランスデザイナーの仕事獲得の経路でもっとも多いのが「現在の取引先や過去の取引先、知人からの紹介」です。
同業者に、プロジェクトにマッチした優秀なデザイナーを紹介してもらえないか聞いてみましょう。ただし、人気デザイナーの場合、自社の案件を進めてほしいことから紹介してもらえない可能性もあります。
エージェントサービスを利用する
エージェントサービスの利用は、もっとも収入が得られる仕事獲得経路として多くのフリーランスに選ばれています。そのため、優秀なフリーランスデザイナーも登録している可能性が高いサービスです。
エージェントに求めているスキルなどを伝えて、条件にマッチするフリーランスデザイナーを紹介してもらいます。
事前にスキル審査をおこなっているサービスを選べば、スキルチェックは不要です。採用ミスマッチの防止にも役立ちます。
関連記事:人材紹介を利用した際のヒアリング項目とは?依頼時のポイントも解説
関連記事:【企業向け】フリーランスデザイナーと契約できるエージェントは?比較表付きで解説
SNSやポートフォリオサイトをチェックする
SNS経由で依頼を受けているフリーランスも少なくありません。ふだんの投稿内容から人柄の判断が可能です。人柄重視で採用を決めたい場合におすすめの方法といえるでしょう。
SNSのダイレクトメッセージから直接やり取りが可能です。コミュニケーション力などを踏まえて、採用できるメリットがあります。
ほかにも、デザイナー自身が運営するポートフォリオサイトをチェックするのもおすすめです。過去の作品からデザインスキルを確認できます。
関連記事:ポートフォリオの採用基準とは?効率的に評価するためポイント6つを解説
クラウドソーシングサービスで探す
クラウドソーシングサービスに登録しているフリーランスは、経験の浅いデザイナーもいれば法人化したデザイン事務所や多数の実績をもつプロのデザイナーも登録しています。そのため、探し方やアプローチによっては、優秀なデザイナーを探すことが可能です。
ただし、フリーランスの仕事獲得でクラウドソーシングサービスを活用している人は約5.2%と多くはありません。
また、探し方としては気になるデザイナーの一人ひとりとメッセージで交渉する方法となります。実際に契約を結ぶまでに時間がかかるのがデメリットといえるでしょう。
関連記事:クラウドソーシングとは?依頼できる業務と費用相場、メリット・デメリットや活用方法を解説
優秀な人材を獲得する方法に業務委託や派遣、クラウドソーシングがあげられます。それぞれどのような違いがあるのか、以下の資料にまとめました。無料でダウンロードいただけますので、ぜひご覧ください。

優秀なフリーランスデザイナーが求める環境
フリーランスデザイナーは、自身のスキルで仕事を選んでいます。そのため、企業が用意する環境によって応募意欲や定着率が変わってくるのです。優秀なフリーランスデザイナーに「ここで働きたい」と思ってもらえるための環境を作るポイントを紹介します。
キャリアアップのチャンスを提供する
フリーランスデザイナーは1人で仕事をしているため、案件にはスキルアップやチャレンジできる機会を求めるケースも少なくありません。企業側が提供できることとして、デザイン制作だけではなく、チームで取り組むプロジェクトへの参画やアートディレクターのもとで制作を進めるなど、キャリアアップにつながる経験を提示してみましょう。
モチベーションの高い人材やポテンシャルのある人材との接点をもちやすくなります。
関連記事:デザイン責任者が語る「デザイナーが活躍できる組織ってどんな組織?」【ドワンゴ×GIG】
継続案件で安定した環境を提供する
フリーランスデザイナーにとって、一定期間の継続案件は収入の安定化を図るうえでも魅力的なものです。長期的な視点でデザイン制作やプロジェクトに取り組めるため、デザインから生み出される成果も確認できるため達成感を得ることができるためです。
また、生活環境からどうしても在宅で自分のペースで働きたい人も少なくありません。こうしたデザイナーにとっても、継続案件をもらえる環境は応募をするきっかけになります。
関連記事:調査レポート:フリーランスデザイナーが契約したいと思うのは「契約・担当者・納期・単価・働き方」が適切な案件。そして根強い“長期案件志向”
正社員転換の選択肢も用意する
フリーランスデザイナーのなかには、転職を考えている人もいます。副業や業務委託案件で企業とのカルチャーマッチを見極めている人もいるため、企業側も正社員雇用の枠があるなら、募集要項などに記載しておくと応募の間口が広がります。
業務委託契約期間を試用期間のように使うことで、お互いに採用ミスマッチを防ぐことが可能です。双方の状況にあわせた依頼方法を検討してみてください。
関連記事:「フリーランスの約35%が正社員転換を検討」フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』がキャリア動向調査を実施
必須スキル・歓迎スキルを明確にする
フリーランスデザイナー向けに募集要項を作成するときは、「必須スキル」と「尚可スキル(歓迎スキル)」を提示することが大切です。フリーランスデザイナー専門のエージェントサービス『クロスデザイナー』に掲載されているプロジェクトの募集要項は以下のように記載されています。
フリーランスの多くは、自身のスキルが募集案件の条件に合っているか慎重に判断しています。経験によっては自身で判断がむずかしく、応募をためらっている可能性もあるのです。
上記のように具体的に記載することで、案件に求められるスキルが明確になり、デザイナー側で判断がしやすくなります。採用ミスマッチも防げるうえに、ポテンシャル層からの応募も期待できます。
フリーランスデザイナーと契約を結ぶ前の準備
フリーランスデザイナーに長期的な協力を依頼したい場合、企業側はフリーランスデザイナーを受け入れる体制を整えることが大切です。ここでは、フリーランスデザイナーと契約を結ぶ前の準備について解説します。
フリーランスの働き方を理解する
フリーランスデザイナーの多くは、複数の案件を同時に進めている人も少なくありません。副業で取り組んでいる人など、さまざまな働き方を考慮する必要があります。
原則、企業側に指揮命令権はないため、自社の従業員と同じように、働く時間を指定することはできません。フリーランスデザイナーの働き方を理解したうえで、業務範囲の決定やスケジュールを組むことが大切です。
関連記事:フルリモートで働くWebデザイナーと契約する際のメリットやデメリット、成功ポイントを徹底解説
対等な立場であることを忘れない
上でも述べたように、業務委託契約では企業に指揮命令権はなく、お互いに対等な立場での契約です。そのため、フリーランスデザイナー側からも「この企業と仕事がしたいかどうか」を見極めています。
もし、業務委託契約を正社員雇用に向けた「お試し期間」として契約を結ぶ場合でも、業務委託契約の期間中は「パートナー」として接することが大切です。
2024年11月よりフリーランス新法が施行されました。発注者となる企業は、依頼の仕方やコミュニケーションの取り方に注意しなければなりません。
以下の無料でダウンロードできる資料には、業務委託人材のマネジメントやコミュニケーションのポイント、注意点をまとめています。
フリーランスデザイナーとのコミュニケーションの取り方に悩んでいる方はぜひご覧ください。

関連記事:偽装請負とは?禁止事項や判断基準、問題点や罰則などを事例とともに解説
納品形態や進捗の確認方法を決める
フリーランスデザイナーとはリモートでやり取りすることが多いです。そのため、成果物の納品形式や進捗の報告方法を事前に決めておきましょう。
フリーランスに「進捗を報告してください」といった業務の指示を出すと「偽装請負」とみなされる可能性があります。偽装請負のリスクを避けるには、事前に納品形態や進捗の確認方法などのルールを共有しておくことで、トラブルを避けることができます。
関連記事:どこまでの指示が偽装請負になる?業務委託契約との関係性まで解説
よくあるトラブルの対策もしておく
非対面の業務遂行が中心のため、上記以外にもさまざまなトラブルが起こる可能性があります。「言った」「言ってない」のトラブルは契約書への記載で防げるので、できるかぎり細かく決めておくことをおすすめします。
また、デザイン案件は源泉徴収の対象です。請求書の発行など報酬まわりの処理方法も事前に調べておきましょう。とくに独立したばかりのフリーランスだと確定申告に不慣れなこともあり戸惑う人も多いです。義務ではないですが、年間の支払い額を記載した支払い調書を送付してサポートする方法もあります。
安心して仕事を請けてもらえるように、フリーランスデザイナーの視点で不安を解消しておく配慮も信頼関係を築くうえで大切です。
関連記事:デザイン依頼時に起こりうるトラブルと対処法は?事例別に解説
フリーランスデザイナーとの契約の流れ
フリーランスデザイナーとは原則、業務委託契約を結びます。スムーズに依頼するために契約締結の流れを理解しておかなければなりません。
フリーランスデザイナーと業務委託を締結するポイントについて解説します。
委託する業務の範囲を明確にする
まずは、どの業務を委託するのか、業務範囲を明確にします。範囲によって求められるスキルが異なるためです。
「Webデザイン」とだけ記載するよりも「SNSの広告バナーデザイン」や「FigmaでLPデザイン」など具体的な業務内容のほうが判断しやすくなります。必須スキルと歓迎スキルも明示しておくと、より応募率の向上が期待できるでしょう。
具体的な業務内容や必要なスキル、使用ツールなどを記載した文書を「ジョブディスクリプション」と呼びます。採用ミスマッチを防ぎ、プロジェクトを円滑に進めることが可能です。以下より作成ガイドを無料でダウンロードいただけます。

報酬・支払い条件を明確にする
高いスキルをもち、実績も十分にあるデザイナーには、それなりの報酬を用意する必要があります。デザイナーのスキルは、プロジェクトの品質やスピードに大きく影響を与えるものです。
即戦力をもつデザイナーには、そのスキルや実績に見合った報酬を提供しましょう。スキルに見合った報酬が得られるクライアントとは、スポット依頼でも柔軟に対応してもらえることが期待できます。良好な信頼関係の構築にもつなげることができるでしょう。
報酬額だけではなく、支払サイトや支払方法、請求書発行についても決めておくことが大切です。これにより、フリーランスデザイナー側も安心して仕事を請けることができます。
関連記事:Webデザイナーの時給相場を年代・地域・雇用形態別に解説! 採用方法も紹介
契約書を双方で確認して締結する
業務内容や報酬、納期などを明確にしたら、業務委託契約書を作成します。規定はありませんが、トラブルになりそうな項目はすべて記載し、双方で内容を確認したうえで契約を結ぶことが大切です。
適正な契約書の作成により、トラブルのない高品質な成果物を確保することができます。
以下の資料で業務委託契約書を作成するうえで、必要なことを解説しています。ぜひお役立てください。

納品後にフィードバックをする
成果物が納品されたら、成果物に対する感想を伝えましょう。1人で活動するフリーランスはフィードバックを受ける機会がないため、案件を通じて評価をもらえると次回の改善としてモチベーションにつながりやすくなります。
ただしフィードバックは企業側にも労力がかかるため、次の依頼に反映させてほしいことやしっかり評価したいことを中心に伝えることがポイントです。
フリーランスデザイナーの導入事例
他社がどのようにフリーランスデザイナーを活用しているのか気になりませんか?ここでは、フリーランスデザイナー専門のエージェントサービス『クロスデザイナー』をご利用いただいた企業の導入事例を紹介します。
株式会社MONOCO様
株式会社MONOCO様は、ECプラットフォーム『MONOCO』を運営しています。事業の成長にあわせて、即戦力のデザイナーの確保が必要となりクロスデザイナーをご利用いただきました。
グラフィックデザインとWebデザインの両方に精通しており、ブランドの世界観を理解したうえでUI/UXを設計できるデザイナーを採用できたことでたいへん喜ばれています。求めるスキルをもつデザイナーとのマッチング精度の高さを大きく評価していただきました。
関連記事:経営改革の一環としてデザイナー採用も刷新。スピードと柔軟性を両立し、ブランディングを加速させたMONOCO様
Aptos Labs様
Aptos Labs様は、ブロックチェーンゲーム『THE LAND エルフの森』を運営しています。プロジェクトが本格的に進むにつれて、デザイン制作の業務量が増えてきました。そこでフリーランスデザイナーの活用を検討し、クロスデザイナーをご利用いただきました。
クロスデザイナーからは2名のフリーランスデザイナーを紹介しています。キャンペーンやイベントなど単発案件も含め、さまざまな依頼に対して柔軟に動いてもらえたこと、高品質なデザインを安定して確保できるようになったことを評価していただきました。
関連記事:リソース管理が難しいプロジェクトにも柔軟に対応。クロスデザイナーで課題解決&プロジェクト推進を同時に叶えたAptos Labs様
優秀なフリーランスデザイナーをクロスデザイナーがご提案します
フリーランスデザイナーへ仕事を委託するときは、口コミやポートフォリオなどでスキルをチェックすることが大切です。とくに経験や実績には個人差があるため、事前に確認が必要です。
少しでも採用ミスマッチを防ぐには、エージェントサービスの利用も検討しましょう。エージェントが仲介することで偽装請負のリスクを抑え、効率よく即戦力人材を活用できます。
『クロスデザイナー』はフリーランスデザイナー専門のエージェントサービスです。グラフィックデザインやWebデザイン、UI/UXデザインなど、さまざまなデザイナーのニーズに対応することが可能です。
約7,000名の登録デザイナーは、すべて厳正な審査を通過しているため、スキルチェックの手間をかけずに優秀なデザイナーへデザイン制作を依頼できます。以下より【サービス資料】を無料でダウンロードいただけます。即戦力デザイナーをお探しの方は、【お問い合わせ】ください。平均1営業日以内にご提案します。
- クロスデザイナーの特徴
- クロスデザイナーに登録しているデザイナー参考例
- 各サービスプラン概要
- 支援実績・お客様の声
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