
自由な働き方が叶うフリーランス。しかし、営業や契約など、本業以外に時間を割く必要もあります。そこで営業や交渉を代行してくれるエージェントの活用を検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、初めてサービスを利用する場合、どのエージェントを選べば良いかわからないと悩んでしまうものです。本記事では、エージェント選びのポイントや仕事探しのコツについて解説します。フリーランスデザイナーとして活躍し続けたい方はぜひ参考になさってください。
デザイナーがフリーランスエージェントが活用すべき理由
フリーランスデザイナーがエージェントを活用するのは案件獲得だけではなく、今後のキャリアを見据えたうえでも大切なことです。まずはデザイン業界の現状と採用市場について解説します。
1. デザイナーの需要の増加
インターネットが普及し、Webサイトやスマホアプリなどは企業の成長には欠かせないものとなりました。さらに、見た目のデザインだけではなく、ブランド戦略やUXの向上にデザイナーの思考が求められています。
採用市場では、即戦力となるフリーランスデザイナーも積極的に採用するようになっています。そのため、エージェントを活用することで、継続案件や高単価案件を紹介してもらえる可能性が高いのです。
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2. 求められるスキルの多様化
採用市場で需要が高まりつつあるものの、これまでのように美しいデザインを制作できるだけでは、求める案件の獲得が厳しいのが現状です。デザインスキルだけではなく、UI/UX設計やマーケティング、コーディングスキルなど、多様なスキルが求められるようになっています。
フリーランスデザイナーとして適切な案件を獲得するには、自分の得意分野やスキルを理解したうえで戦略的に案件を探すことが大切です。営業活動が苦手だとなかなか難しいものですが、エージェントを活用することで自分に合った案件を紹介してもらえます。
スキルアップにつながる案件を受けることができれば、成長の機会も得ることが可能です。
3. デザイナーの採用のむずかしさ
企業は即戦力を求めているものの、デザイナーのスキルを評価するのはむずかしいものです。適切な人材を採用するには、専門的なノウハウが求められます。自社でデザイナー採用に特化した人材を育成・採用するよりも、フリーランスデザイナーの採用ノウハウをもつエージェントへ依頼したほうが効率的だと考えて、利用する企業が多いのです。
そのため、フリーランスデザイナーがエージェントを活用することで、より安定して案件を獲得できる環境を整えることが可能です。
フリーランスエージェントの選び方
フリーランスの味方となるエージェント。数が多いため、どのエージェントを選べば良いか迷うこともあるでしょう。ここではフリーランスデザイナーがエージェントを選ぶときに押さえるべき5つのポイントを紹介します。
- 案件の種類
- 報酬単価
- 勤務条件
- 募集エリア
- サポート・福利厚生
1. 案件の種類
フリーランスエージェントが扱う案件の種類は、Webデザインやグラフィックデザイン、3DCG、UI/UXデザインなどサービスによって種類が異なります。エージェントにはそれぞれ得意分野があるため、登録するときは、自分の職種や得意ジャンルに合った案件があるかどうかを確認しましょう。
そのなかでも専門性が高い案件を多く扱うエージェントを選べば、高単価で専門的な仕事に携わる機会を増やすことができます。自分のスキルやキャリアに合う案件があるかを確認してみてください。
2. 報酬単価
フリーランスエージェントを選ぶときは、あらかじめ設定した希望単価を基準に選ぶことが大切です。エージェントによって、同じような仕事内容でも案件の単価が異なることがあります。案件単価を見比べ、自身の単価に合うエージェントを選びましょう。
また、報酬の支払いサイトもエージェントによって異なります。フリーランスデザイナーとして活動を続けるためにも、報酬単価と支払いサイトに着目して選ぶことが大切です。
関連記事:【フリーランス向け】デザイン見積りの出し方とは?交渉のポイントも解説
3. 勤務条件
フリーランス向けの案件には、フルリモートや常駐、リモート+出社を組み合わせたハイブリッドなど、さまざまな働き方が選べます。エージェントによっては、週5日の常駐が中心のところもあれば、週3日など勤務日数が決められていることもあるものです。
フリーランスデザイナーは自宅で働いている人も少なくありません。自分がどのような働き方をしたいのか、求める勤務条件を書き出してみて、その条件の案件を多く取り扱っているエージェントを選ぶことがポイントです。
4. 募集エリア
エージェントによって、案件を紹介できるエリアが異なることがあります。都市部で常駐案件を中心に扱うところもあれば、全国を対象にフルリモート案件を多く扱っているところもあります。それぞれ募集エリアが異なるため、リモートにこだわりがなく、出社もOKであれば、居住地域での募集案件があるかどうかをチェックしても良いでしょう。
基本的に、フリーランスエージェントはリモート案件が多いのが特徴です。地方在住でも案件を獲得しやすくなります。さまざまな案件に携わりたい方は、事前に募集エリアを確認しておくことをおすすめします。
5. サポート・福利厚生
エージェントによっては、フリーランスへのサポートや福利厚生が充実したサービスもあるため、選ぶ基準の一つとなるでしょう。
フリーランスは税金や健康面で不安になりがちな点が多いため、このようなエージェントを活用することで安心して働ける環境が整うことが期待できます。
たとえば、確定申告などの税金管理ができるサポートや、税理士・弁護士への無料相談、健康診断を提供しているサービスもあります。エージェントによりサポート内容は異なるため、自分が望むサービスを提供しているエージェントに登録することも検討しましょう。
デザイナー向けフリーランスエージェントおすすめのエージェント8選
デザイナー向けの案件を募集しているフリーランスエージェントを8選ご紹介します。
- クロスデザイナー
- Re Designer
- レバテッククリエイター
- ITプロパートナーズ
- Mid-works
- ギークスジョブ
- クラウドテック
- テクフリ
1. クロスデザイナー
- 国内最大級のデザイナー専門エージェントサービス
- 専任エージェントによるサポートが充実
- 専任エージェントによるサポートあり
クロスデザイナーはフリーランスデザイナーに特化したエージェントサービスです。国内最大級のデザイナー登録者を誇り、多くの企業案件が紹介されています。
専任のエージェントがスキルレベルにマッチする案件を紹介するため、長期継続を見据えた案件の受注につながりやすいのが特徴です。また、双方の合意があれば、正社員への契約転換もできるため、良いデザイナーを確保したい企業と継続的に仕事が欲しいフリーランスデザイナーの両方にとってメリットのあるエージェントサービスです。
運営会社 | 株式会社GIG |
対象の職種 | Webデザイナー、UI/UXデザイナー、UIデザイナー、グラフィックデザイナー、DTPデザイナーなど |
登録デザイナー数 | 7,000人以上 |
全体の案件数 | ー |
フルリモート案件 | 〇 |
正社員契約転換 | 〇 |
サポート | 専任エージェントによるサポート |
2. Re Designer
▲出典:Re Designer
- デザイン会社が運営するデザイナー特化のキャリアプラットフォーム
- デザイナータイプ診断によるマッチング
- 多様なデザイン分野の案件あり
『ReDesigner』は、日本初のデザイン会社が始めたデザイナー特化のキャリアプラットフォームです。立ち上げ期のスタートアップから安定した大企業まで多数の支援実績を持っています。「デザイナータイプ診断」は約30問の設問に答えることで自分のキャリア志向がわかります。診断結果をもとに企業とのマッチングをしてくれるため、自分に合った案件や企業を探すことが可能です。双方の合意があった場合は、正社員への契約転換が可能です。
運営会社 | 株式会社グッドパッチ |
対象の職種 | UIデザイナー、UXデザイナー、Webデザイナーなど |
デザイナー案件数 | - |
全体の案件数 | - |
フルリモート案件 | 〇 |
支払いサイト | 当月末締め、翌月末支払い |
正社員契約転換 | 〇 |
サポート | デザイナータイプ診断、カウンセリングなど |
3. レバテッククリエイター
▲出典:レバテッククリエイター
- クリエイターに特化しているため、自分に合った案件が探しやすい
- さまざまなデザイナー系職種に対応
- 週5日稼働できる常駐型の案件も取り扱いあり
『レバテッククリエイター』は、業界歴20年のクリエイター専門のフリーランスエージェントです。技術理解の高いカウンセラーがデザイナーの経験とスキルを深くまでヒアリングしてくれるため、得意分野や相性を踏まえたうえでマッチングしてくれるのが魅力的です。常駐型の案件もあり、収入が安定するだけでなく、幅広い現場を体験することができます。
運営会社 | レバテック株式会社 |
対象の職種 | Webデザイナー、グラフィックデザイナーなど |
デザイナー案件数 | ー |
全体の案件数 | 1,000件以上 |
フルリモート案件 | 〇 |
支払いサイト | 月末締め翌月15日支払い |
正社員契約転換 | 〇 |
サポート | 税務サポート、ヘルスケアサービスなど |
4. ITプロパートナーズ
▲出典:ITプロパートナーズ
- 直接契約のため高単価案件を多数掲載
- 週2日からの稼働やリモート案件あり
- 利用企業数2,000件以上
『ITプロパートナーズ』は、高単価案件を多数掲載しているフリーランスエージェントです。週2日から稼働の案件やリモートOKも多く、自身のライフスタイルに合った働き方が叶います。スタートアップ、ベンチャーの案件も多数あり、さまざまなプロジェクトで経験を積むこともできます。
運営会社 | 株式会社Hajimari |
対象の職種 | UI/UXデザイナー、Webデザイナー、キャラクターデザイナーなど |
デザイナー案件数 | 490件(2025年2月時点) |
全体の案件数 | 6,303件(2025年2月時点) |
フルリモート案件 | 〇 |
正社員契約転換 | 〇 |
サポート | エージェントサポート |
5. Midworks
▲出典:Midworks
- 最短1日で案件参画可能
- 報酬保障サービスあり
- 正社員並みの福利厚生あり
『Midworks』は、フリーランスエンジニアやデザイナーなどIT系を専門とするエージェントサービスです。デザイナー職よりもコーダーなどエンジニア寄りの案件が豊富です。
フリーランスとして働く不安材料の一つが「社会保険がない」ことが挙げられますが、Midworksでは保険の紹介や、休業中も給与を補償する報酬保障サービス(審査あり)もあります。ほか、交通時や書籍代を支援する制度もあり、正社員に匹敵する福利厚生がMidworksのウリです。
運営会社 | 株式会社 Branding Engineer |
対象の職種 | Webデザイナー、コーダーなど |
デザイナー案件数 | ー |
全体の案件数 | 1万件以上 |
フルリモート案件 | 〇 |
正社員契約転換 | 〇 |
サポート | 労災保険、交通費支給(上限あり)、報酬保障サービス、福利厚生サービス、生命保険半額負担 |
6. ギークスジョブ
▲出典:ギークスジョブ
- 案件の80%以上がリモート可能
- 案件単価が高い
- 充実した福利厚生制度
『ギークスジョブ』は首都圏を中心に、週3日以上勤務の案件を多く保有している大手フリーランスエージェントです。エンジニアがメインではありますが、デザイナー案件も掲載されています。案件の80%以上がリモート可能であり、一部出勤が必要なため、関東・関西・福岡・名古屋エリア在住の場合、案件選択の幅が広がります。
運営会社 | ギークス株式会社 |
対象の職種 | UI/UXデザイナー |
デザイナー案件数 | 130件(2025年2月時点) |
全体の案件数 | 7,119件(2025年2月時点) |
フルリモート案件 | 〇 |
正社員契約転換 | 相談 |
サポート | フリノベ(ITフリーランス向け福利厚生プログラム) |
7. クラウドテック
▲出典:クラウドテック
- 97%がリモートワーク案件で稼働中
- 最短3日でマッチング
- 案件にあわせた柔軟な働き方が可能
『クラウドテック』はフリーランスのエンジニアとデザイナー向けのエージェントです。リモート案件が多いのが特徴で、WebデザインやUI/UXデザイン、3dCG、グラフィックデザインなどの案件を取り扱っています。家事代行などの割引やベビーシッターを特別価格で利用可能など、独自のサポートも充実しています。
運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
対象の職種 | Webデザイナー、UI/UXデザイナー、グラフィックデザイナーなど |
デザイナー案件数 | 87件(2025年2月時点) |
全体の案件数 | 416件(2025年2月時点) |
フルリモート案件 | 〇 |
正社員契約転換 | 〇 |
サポート | サポート体制、会員限定の福利厚生あり |
8. テクフリ
- 高単価案件を多数掲載
- 福利厚生が充実
- 契約の更新率が高い
テクフリはフリーランスのエンジニアやクリエイター向けの案件を紹介しているエージェントサービスです。福利厚生サービスITFC(ITフリーランスコンソーシアム)を提供しており、万が一働けなくなったときに備える所得補償保険への加入費用負担など充実したサービスが用意されています。案件が毎日12.4件増加しており、多様な働き方や希望する条件にマッチする案件も多数掲載されています。
運営会社 | 株式会社アイデンティティー |
対象の職種 | Webデザイナー、UI/UXデザイナー、グラフィックデザイナーなど |
デザイナー案件数 | 1,132件(2025年2月時点) |
全体の案件数 | 1万8,000件以上 |
フルリモート案件 | 〇 |
正社員契約転換 | 〇 |
サポート | ITフリーランスコンソーシアム(福利厚生サービス) |
デザイナーがフリーランスエージェントを利用する5つのメリット
フリーランスエージェントを活用することで、デザイナーは自分のスキルや希望条件に合った案件を獲得し、安定した収入を確保しやすくなります。具体的なメリットは以下の通りです。
- 継続的な紹介で収入が安定しやすい
- 仕事の選択肢が広がる
- 高単価案件を紹介してもらえる
- 条件交渉を代行してもらえる
- 契約まわりなどの支援を受けられる
フリーランスデザイナーがエージェントを活用することで得られる5つのメリットについて解説します。
1. 継続的な紹介で収入が安定しやすい
フリーランスで不安になることと言えば、案件が継続して取れるかどうかではないでしょうか。エージェントを活用することで安定して仕事が受注できるようになり、収入が安定しやすくなります。
その理由として、契約終了前に案件を探してもらえるため、途切れることなく仕事を受注できる点が挙げられます。エージェントによっては次の案件が決まるまでの報酬保障もあるため、案件が途切れたときのリスクも抑えることが可能です。
長期にわたって安定した案件を求めるデザイナーにとってフリーランスエージェントの利用は大きなメリットといえるでしょう。
2. 仕事の選択肢が広がる
個人で営業を行う場合、飛び込みでは企業から相手にされないことがほとんどです。大手企業や高単価案件なども個人で獲得するのはむずかしいでしょう。
フリーランスエージェントを利用することで、個人では獲得がむずかしい企業案件や大規模プロジェクト案件に参画できるチャンスが広がります。
さらにエージェントが実施するキャリア支援を受けることで、難易度の高い案件に挑戦することもできます。エージェントの利用をきっかけに、キャリアアップにつながることも期待できるでしょう。
3. 高単価案件を紹介してもらえる
フリーランスエージェントは、多くの企業から案件が集まってきます。そのため、エンド直請案件や非公開案件などとも出会える可能性が高いのです。こうした案件は高めの報酬が設定されているケースも少なくありません。
フリーランスデザイナーは豊富な実績や高いスキルをもっていても、高単価案件を獲得するのは容易ではありません。エージェントを使うことで単価の問題も解消しやすくなるでしょう。
4. 条件交渉を代行してもらえる
フリーランスエージェントは、専任のエージェントが企業とさまざまな交渉をしてくれます。希望の条件があっても、個人で伝えるのは気が引けるものです。無理な条件交渉によりクライアントに嫌われるのではないかと心配になったり、交渉ごとがそもそも苦手と感じている方もいるでしょう。
フリーランスエージェントを経由することで、単価や勤務時間などの条件面の交渉は担当のエージェントが代行してくれます。また案件参画中もスムーズに業務に取り組めるようにサポートしてもらえるなど、心理的負担も減る期待がもてます。
5. 契約まわりなど支援を受けられる
フリーランスデザイナーとして活動するうえで、契約書の作成や税務手続きなど、事務作業の負担が大きく感じている人もいるのではないでしょうか。
エージェントは契約時に同席し、ともに契約内容を確認してくれるため安心です。また、サービスの一環として税理士を紹介してくれるエージェントもあります。
すべて自分でやろうとすると、仕事以外のさまざまな知識を身につけなければなりません。実務をこなしながら、営業や交渉ごとをするのは時間的にも体力的にも負担が大きいものです。時間がかかればそれだけ収入にも影響が出てしまいます。フリーランスエージェントを利用することで、本業に集中できる環境を整えることが可能です。
関連記事:フリーランスデザイナー向けのおすすめエージェント8選
フリーランスエージェントでデザイナーが案件を獲得する3つのコツ
ここでは3つのポイントを紹介します。
- ポートフォリオを作成してスキル・実績を伝える
- 希望する条件を明確に伝える
- 複数のエージェントに登録して案件の選択肢を広げる
1. ポートフォリオを作成してスキル・実績を伝える
ポートフォリオは自身のスキルや実績の証明です。言葉で自身のスキルや経験を話すよりも、ポートフォリオを使えば圧倒的に説得力が増します。
ポートフォリオで得意分野やスキルが分かるため、エージェントもどのような案件を紹介したら良いかが分かります。企業の面接もスムーズに進めることもできるでしょう。
ポートフォリオは紙もしくはWebで見られるようにするのが一般的です。フォーマットもネット上に公開されているため、活用も検討してみてください。
ただし、守秘義務の関係があるものの掲載は先方に許可をとってから載せましょう。
関連記事:【フリーランス向け】デザイナーの案を獲得するポイントや注意点、おすすめサービスまで徹底解説
2. 希望する条件をエージェントに明確に伝える
自分が希望する報酬や勤務条件を、エージェントに遠慮せずにしっかり伝えましょう。遠慮してしまうと、結果的に紹介される案件が自分の希望からかけ離れるおそれもあります。
自分のスキルを控えめに考えて、条件を低く提示してしまうと、それより上に振れることはありません。自分が求める最大の条件を伝えるようにしましょう。
交渉は必ずしも成功するものではありませんが、本音を隠して働くとモチベーションの低下にもつながります。「単価を上げてもらいたい」「リモートで働きたい」など、変更してもらいたい条件がある場合は、エージェントに遠慮なく交渉を依頼しましょう。
3. 複数のエージェントに登録して案件の選択肢を広げる
フリーランスエージェントによって、紹介できる案件の種類や単価、クライアントの傾向が異なります。登録するエージェントを見極めることが大切です。
特徴や傾向がつかみにくいときは、複数のエージェントに登録することで自分に合った案件を見つけやすくなるのでおすすめです。複数のエージェントに登録することで、案件が途切れることを防ぐこともできます。
関連記事:デザイナーのキャリアパス9選|市場価値が高い職種やスキルも解説
フリーランスデザイナーは特化型エージェントがおすすめ
フリーランスデザイナーがエージェントを選ぶときは、デザイナーに特化したエージェントを選ぶのがおすすめです。ここでは特化型エージェントを選ぶメリットについて解説します。
デザイン分野に特化した案件が豊富
デザイナー専門のエージェントは、デザイン関連の案件が豊富です。エージェントによってはエンジニア寄りの案件を多く取り扱っており、クリエイティブな案件が少ないケースもあります。
デザイン分野に特化していることで、デザイナーとしての得意分野や対応領域に合った案件を見つけやすくなるのです。また、デザイン業界に精通した担当者がいることから、ミスマッチも少なく、スムーズに参画できるでしょう。
スキルレベルに合った案件を紹介してもらえる
デザイナー特化型のエージェントは、デザイナーのスキルや経験に応じた案件を紹介してもらえるメリットがあります。登録時に実施する審査でデザイナーのレベルを適正に評価してもらえるためです。
デザイン業界のトレンドや求められるスキルの変化も把握していることから、継続案件を受けるにはどのようなスキルを磨けば良いのかもアドバイスしてもらえます。
正社員転換などキャリアチェンジも可能
デザイナー特化型のエージェントは、デザイナーの希望に応じて正社員転換のサポートを行っています。フリーランスとして経験を積んだあとに、企業へ所属して安定した働き方を求める人にとっては、正社員転換のサポートがあるエージェントを選ぶことで、キャリアの選択肢を広げることが可能です。
業務委託契約を試用期間としてスタートし、直接雇用契約を結ぶケースもあります。自身のライフステージにあわせて働き方を見直したい場合に、デザイナー特化型のエージェントは頼りになるでしょう。
フリーランスデザイナーとして活躍したいのなら無料で利用できるクロスデザイナーがおすすめ!
フリーランスエージェントによってデザイナー向けの案件の質や数は異なります。デザインスキルを適切に評価するには、専門的なノウハウが必要です。
自身のスキルレベルに合った案件を紹介してもらいたいなら、利用するエージェントサービスもしっかりと見極める必要があります。
『クロスデザイナー』はフリーランスデザイナー専門のエージェントサービスです。UI/UXデザインやグラフィックデザインなどデザインスキルとポートフォリオなど登録いただいた情報をもとに、スキルレベルに合った案件を紹介することが可能です。
企業との合意があれば正社員採用も可能です。また、スカウトや人材紹介機能もあるため、登録により案件獲得にもつながります。
「フリーランスデザイナーとして長く活躍したい」「高単価案件を獲得して収入を安定させたい」とお考えなら、ぜひ以下よりご登録ください。
- 案件へのエントリー
- エージェントへの相談
- ポートフォリオの登録
- エージェントからの案件紹介
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