アプリ開発のデザイン費用/料金相場は? 費用を抑える5つのコツも解説 | フリーランスデザイナー・業務委託採用|クロスデザイナー

アプリ開発のデザイン費用/料金相場は? 費用を抑える5つのコツも解説

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アプリを開発するときに気になるのが、「デザインの費用」ですよね。

アプリの使いやすさを左右するデザインは、ユーザー満足度を上げるためにも重要な要素です。

そこで本記事では、アプリ開発の重要なプロセスである「アプリデザイン」について、費用/料金相場を解説します。

費用を安く抑える5つのコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

アプリデザインとは?

アプリデザインとは、UIデザインとUXデザインを組み合わせ、ユーザーが使いやすいアプリを設計することです。

かっこいい・かわいい・シンプルといった見た目だけでなく、ユーザー目線になって使いやすさを意識することが重要です。

どんなにオシャレなデザインでも、導線やアイコンが分かりにくかったり、直感的に操作できなかったりすると使うことがストレスになります。結果、離脱の原因となり、アプリを再度使ってもらえない恐れがあります。「どのような場面でアプリを使用してもらいたいのか?」「何を目的としてアプリを使うのか?」を考え、アプリの機能や情報を設定していく必要があります。

このように、アプリデザインではUI/UXの向上を前提とした「ユーザー視点での使いやすさや見やすさを追求すること」が基本となります。

アプリデザインの費用/料金相場は? 

アプリデザインの費用は、アプリやデザインの内容、発注先が企業か個人かによって料金は大きく変わります。企業の場合は、情報設計やデザインで500万円〜2000万円ほどかかることが多いです。

個人の場合は、基本料金はありませんが、10万円〜100万円と、依頼する内容や作業ボリュームによって金額に大きな幅があります。制作会社に依頼するよりもトータルの金額で見た場合、費用を抑えられることが多いです。

見積もりをとる場合は、事前に依頼内容を明確にしましょう。デザインが必要な画面の数、ロゴデザインやアイコンデザインなどオプションの有無により、デザイン費用が大きく変動するからです。

アプリデザインの費用/料金を決める2つの要素

ここでは、アプリデザインの費用はどのように決まるのか、2つの要素について解説します。

1. 人件費

アプリデザインの開発費用の大半を占めるのは人件費です。IT業界では人件費を「人月(にんげつ)」という用語で表現します。人月は作業単価に作業時間を掛け合わせて算出します。

たとえば、デザイナー1人1時間当たりの作業単価が5,000円だと仮定します。そのデザイナーが月に160時間(8時間×20日)その業務に当たる場合、人月は80万円という計算になります。

作業単価はアプリデザインのなかでも、カスタマージャーニーなどのUX設計、ロゴデザインやアイコンデザインなどのUI設計でも異なるため、依頼内容によって変動します。

さらに専門的なスキルやノウハウ、経験値(年数)が必要であればあるほど、当然ながら料金は高くなります。デザイナーに求めるものと、料金相場の関係はチェックしておきましょう。

デザイナーのスキルと料金相場は以下が一例となります。

・プレイヤー:100万円/月
・アートディレクター:120万円/月
・マネージャー:140万円~/月

2. 業務内容

依頼する業務内容によっても、当然デザイン費用は変動します。UI/UXも含めてデザインを任せるのか、デザインが必要な数量は何画面なのか、ロゴデザインやアイコン作成も追加すると、金額は大きく変わってきます。

よくあるオプション項目が以下となります。

・デザインコンセプト設計:20〜50万円
・デザインガイドライン設計:15~50万円
・ロゴ作成:70~150万円程度
・バナー作成(1枚):3万円程度
・写真素材の撮影(1日):45万円〜80万円程度

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アプリデザインの費用を抑える5つのコツ

アプリ開発にかかる費用は決して安いとは言えません。しかし、アプリのデザイン費用を抑えるための方法は存在します。ここでは具体的なアイディアを5つ紹介します。

・自社でデザイン設計をする
・デザインツールを使用する
・部分的に外注する
・相見積もりを取る
・フリーランスに依頼する

1. 自社でデザイン設計をする

コスト削減に最も効果的なのは、自社で対応することです。アプリ開発工程の中でも、デザインは比較的自社で対応しやすい作業の一つです。

社内にデザイナーが在籍していて、デザイン工程がさほど難しくないと判断できれば、外注と比較をしても大幅に費用をカットできます。また、今後もアプリデザインが必要になる場合は、内製化を考えても良いでしょう。自社ブランドを理解している人が行うことによって、自社の魅力を引き出すデザインを作りやすいというメリットもあります。

ただし、社内デザイナーがアプリデザインの制作経験がなかったり、スキルや経験値が不足していたりする場合は注意が必要です。開発後に大幅な修正が必要になり、結局外注した方が安かったということになりかねません。一度きりの外注なのか、今後もアプリデザインが必要になるのかなどを考え、自社で内製化すべきか検討しましょう。

2. デザインツールを使用する

デザインツールの多くは、現在多岐にわたって展開されています。デザインを含め、アプリに求められる機能を高度に実現できるようになっています。

たとえば、デザインツールを活用することで以下のメリットを受けることができます。

・デザイン知識がなくてもクリエイティブを作成できる
・デザインツールで素案を作ることでデザインイメージを共有できるため、結果としてやり直しが少なく、費用を抑えることができる
・イメージが先に分かることで、メンバーの認識のすり合わせがしやすくなる

デザインツールはカスタマイズメニューも豊富のため、社内にIT人材が不足している場合におすすめです。カスタマイズできるデザインツールも多く、自社の実現したいサービスに向けて費用を抑えながらも柔軟に対応ができます。

3. 部分的に外注する

アプリデザインに必要なプロセスを部分的に外注することも、コスト削減に有効です。社内デザイナーにアプリデザインのスキルやノウハウが蓄積することもメリットとして挙げられます。

ただし、自社内でどこまで制作するのか、どこの時点で引き継ぐのかなど、制作の見通しと、それに合わせたリソースをしっかり見極める必要があります。社内のスケジュールが押した場合、納期を合わせるために追加料金が発生したり、結局リソースが足らずにすべて外注に変更したりすることもありえるためです。

また、社内のデザイナーがアプリデザインについてどこまで知見を持っているかも重要です。アプリデザインはその他の媒体とデザインの勝手が異なります。未経験で着手する場合、制作工数が想定以上に膨らむといったトラブルや、ユーザーにとって使いにくいアプリとなる恐れもあります。

ユーザビリティを重視した設計を最初から行う方が修正が少なく済み、コストが抑えられるという考え方もできるため、社内のデザイナーのスキル感によっては丸ごと外注した方がいいケースもあります。

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はじめての外注マニュアル

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4. 相見積もりを取る

複数の制作会社や個人デザイナーに見積もりを依頼して、内容と費用を比較検討する相見積もりは、自社の予算内で依頼する場合に最もバランスの良い依頼先を決めるために効果的な方法です。

制作会社を選ぶ際は、ホームページを確認して、これまでの実績や得意分野をしっかり確認することも大事です。また見積もりの際に業務内容を明確にしておくと、業務ごとの料金で比較ができるようになります。

多少相場よりも高い見積もりだった場合でも、費用に見合った対応範囲かどうかを確認することで納得できる依頼先を絞れます。

5. フリーランスに依頼する

制作会社に所属するデザイナーに依頼するよりも、フリーランスのデザイナーに依頼する方が比較的リーズナブルです。しかし、高度で専門的なスキルを持っているかどうかで価格は高騰しますので、事前にしっかり必要要件のすり合わせをしましょう。

社内に足りないリソースを洗い出しておくことで、フリーランスのデザイナーに求めるスキルやノウハウが判明します。足りない部分を効率的に補うことができ、制作会社と違いフレキシブルに対応してくれる可能性も高いでしょう。制作会社に外注することに比べると個別の指示などが出しやすく、業務の進め方や品質などについても進捗を確認することに対して、ディレクションがしやすいというメリットがあります。

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はじめての業務委託採用

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アプリデザインをフリーランスに依頼するならクロスデザイナーがおすすめ!

今回はアプリ開発プロセスの中でも、デザインの費用についてご紹介しました。

デザイン費用と一口にいっても幅広く、業務内容によって費用も変動します。だからこそ事前に何がどこまで必要か、予算はいくらか、いつまでに必要かなどを明確にしておくことが大切です。

アプリデザインでお悩みの方やアプリデザインを見直してみたい方はぜひ今回の内容を参考にしてください。

また、社内にデザインに詳しい人材がいないとお困りの企業様、フリーランスに依頼したい企業様は、ぜひクロスデザイナーにご相談ください。

クロスデザイナーは、国内最大規模のデザイナー登録者から、厳正したデザイナーを最適なタイミングでご提案するデザイナー専門のエージェントサービスです。審査通過率5%の厳正された優秀なUI/UXデザイナーに依頼できます。

週2〜3日の柔軟な依頼も可能です。自社の作業量やリソースに応じて不足分のみを効率的に外注することができるので、制作会社に依頼するよりコストが抑えられるでしょう。

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西原 小晴
記事を書いた人
西原 小晴

セールスライター/コンテンツディレクター。合同会社ウォンバット。京都府立大学農学部卒。印刷会社・マーケティング会社・デザイン会社にて知見を深め、累計8億以上の売上をサポートする。化学・製造DX・Webデザイン・ライティング・マーケティング分野が専門。