グラフィックデザインを外注するなら制作会社?フリーランスと比較して解説 | フリーランスデザイナー・業務委託採用|クロスデザイナー

グラフィックデザインを外注するなら制作会社?フリーランスと比較して解説

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グラフィックデザインの外注を検討しているものの、どのように外注先を選ぶべきかお悩みではないでしょうか?

制作会社とフリーランスのどちらに依頼するかで、得られる成果物の質やプロジェクトの進行具合が大きく変わってきます。それぞれの独自の強みとメリットがあり、自社のニーズやプロジェクトの特性に応じて選択をすることが重要です。

本記事では、制作会社とフリーランスの両方の特徴を詳しく解説します。自社のプロジェクトに最適なグラフィックデザインの外注先を見つけるためのヒントになれば幸いです。

グラフィックデザインを外注する3つのメリット

外注するメリットを3つ紹介します。

  • コストの削減ができる
  • 社内スタッフがコア業務に集中できる
  • クオリティの高い成果物が期待できる

コストの削減ができる

グラフィックデザインの仕事は常に発生するわけではありません。社内に専属のデザイナーを雇用すると、人件費や固定費がかかります。しかし、外注であれば、必要なときだけデザイナーに依頼することができ、コストは必要最低限に抑えられます。プロジェクトごとにデザイナーを契約できるため、短期プロジェクトや一時的なニーズにも柔軟に対応できます。

外注先のデザイナーは、自分のスキルや経験に応じて料金を設定しています。企業は予算に合わせて最適なデザイナーを選ぶことができます。高いスキルが必要なプロジェクトには経験豊富なデザイナーを選び、予算が限られている場合にはコストパフォーマンスの高いデザイナーを選ぶことができます。

コスト管理もしやすくなり、固定費を削減できるため、企業全体のコストパフォーマンスが向上します。

関連記事:グラフィックデザインを外注した場合の料金相場は?項目別・制作物別に解説!

社内スタッフがコア業務に集中できる

グラフィックデザインは、細かい調整や修正が多く、時間と手間がかかります。これを内製すると、社内スタッフに多大な負担がかかるでしょう。外注することで、この負担を軽減し、デザイン作業に費やす時間をコア業務に振り向けることができます。

これにより業務効率と生産性が向上し、企業全体のパフォーマンスが高まります。また、専門のデザイナーによる高品質なデザインを得ることで、ブランドイメージの向上にもつながることが期待できます。

クオリティの高い成果物が期待できる

グラフィックデザインの専門家は、常に最新のデザイントレンドや技術を把握しています。高度なデザインスキルを持っており、詳細な部分にまでこだわったクオリティの高いデザインを作成することができます。

見た目だけでなく機能性も兼ね備えたデザインにより、企業のブランドイメージに沿ったデザインが制作できます。常に高いクオリティの成果物が期待でき、企業の競争力を高めることが期待できるでしょう。

外注にするべきか、採用して内製化するか悩んでいる場合には、まずはコスト面で比較することがおすすめです。以下の資料では、デザインのリソースを確保する二つの手法として、採用と外注のコストを比較して解説しています。無料でダウンロードいただけますので、ぜひ参考にしてください。


【お役立ち資料】
デザイン外注とデザイナー採用 コスト比較表

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グラフィックデザインを外注する2つのデメリット

一方デメリットもあります。

2つ紹介します。

  • 社内にノウハウや知見が蓄積されない
  • 情報漏洩のリスクがある

社内にノウハウや知見が蓄積されない

デザイン業務を外注すると、デザインに関する知識やスキルが社内に蓄積されません。社内スタッフが最新のデザイントレンドや技術を学ぶ機会を失い、長期的に見て企業全体のデザイン力が向上しにくくなります。

対策として、外注するデザイン業務の範囲や期間を明確にし、重要なノウハウが外部にのみ蓄積されないようにしましょう。必要な部分のみを外注し、その他の業務は社内で継続して行うことをおすすめします。また、外注先との連携を強化し、定期的に社内スタッフへの引き継ぎや教育を行うことも視野に入れましょう。

情報漏洩のリスクがある

デザイン業務を外注する際、自社の製品情報、マーケティング戦略、顧客データなどの重要な情報を外注先に共有しなければならない場合があります。外注先が情報管理に不備があると、意図せず情報漏洩が発生するおそれがあります。例えば、デジタルデータの不適切な取り扱いや、セキュリティ対策の不十分なシステムの使用などが考えられます。

情報漏洩が発生すると、企業の信用が大きく損なわれます。顧客やパートナーからの信頼を失い、ブランドイメージが悪化することもありえます。それだけでなく、法的問題に発展すると、企業は損害賠償や罰金を支払う義務が生じることがあります。また、顧客や取引先からの訴訟リスクもあります。

情報漏洩を防ぐために、 外注先に共有する情報は慎重に選定し、必要最低限の情報にとどめることが重要です。機密性の高い情報は、可能な限り内部で管理するようにしましょう。

また、外注先と機密保持契約(NDA)を締結し、情報漏洩に対する法的な保護も決めておきましょう。契約には、情報漏洩が発生した場合の責任や罰則も明記しておくこともおすすめです。

条文の書き方、記載するべき項目など、契約書作成が初めての方はテンプレートの活用がおすすめです。以下の資料では、毎回の契約にかかる工数を削減できるよう、4つの契約書のテンプレートを紹介しています。契約作業をスムーズに、より正確にするためにも、無料でダウンロードいただけますので、ぜひ参考にしてください。


【ポイント解説付き】
業務委託に必要な4つの契約書テンプレート

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制作会社への外注がおすすめなケース3選

ここでは制作会社へ依頼するのがおすすめのケースについて解説していきます。

  • 大・中規模のプロジェクト
  • 一貫性のあるブランディングが必要な時
  • 複雑な設計プロセスが求められるケース

大・中規模のプロジェクト

制作会社は、総合力と信頼性が求められる大規模プロジェクトに最適です。

多くのデザイナーや専門スタッフが在籍しており、大規模なプロジェクトにも迅速かつ効率的に対応できます。複数のデザインタスクを同時に進行させることもでき、プロジェクト全体の進行がスムーズに行われます。

しかし、コストは割高の傾向にあります。特に長期的なプロジェクトの場合は、予算が膨らむこともありえます。関わる人数が多いため、意思決定に時間がかかることもあり、プロジェクトの急な変更に対する柔軟性が低い点も注意が必要です。

一貫性のあるブランディングが必要な時

制作会社は企業のブランドガイドラインに沿った一貫性のあるデザインを提案することが得意です。印刷物、デジタルメディア、イベント用のデザインなど、多様な媒体に対応が可能なため、すべてのデザインが統一され、ブランドの認知度と信頼性が高まることが期待できます。

複雑な設計プロセスが求められるケース

制作会社は、高度なデザインスキルや最新のデザインツールを駆使できる環境が整っており、複雑な設計プロセスに対応ができます。例えば、3Dモデリング、モーショングラフィックス、インタラクティブデザインなど、専門的な技術が求められるプロジェクトにも対応可能です。

また、複雑なプロジェクトには緻密な計画が必須です。プロジェクトの各フェーズを細かく管理し、高クオリティのものを納品できる体制も整っている点が魅力です。

フリーランスに外注がおすすめなケース3選

フリーランスへ依頼するのがおすすめのケースについて解説していきます。

  • 柔軟で迅速な対応が必要な時
  • コストや効率を重視する場合
  • 高い専門性が求められるケース

柔軟で迅速な対応が必要な時

フリーランスは個人で作業をしているため、急な依頼や短納期のプロジェクトにも迅速に対応できます。制作会社よりも柔軟に時間を調整しやすいため、急ぎのプロジェクトや急な変更にも対応しやすいです。

また、直接的なコミュニケーションが可能なため、フィードバックのやり取りが迅速に行えます。これにより、プロジェクトの進行がスムーズになるのもメリットです。

コストや効率を重視する場合

フリーランスは、予算を抑えつつ、柔軟性と専門性を重視するプロジェクトに適しています。プロジェクトごとに契約できるため、必要な時だけ外注が可能であり、コスト効率はかなり良いと言えるでしょう。ただし、大規模なプロジェクトには不向きのため、一部を外注したい場合などのケースにしましょう。

高い専門性が求められるケース

フリーランスデザイナーは特定の分野での専門知識やスキルを持っていることが多く、その専門性を活かしてプロジェクトに取り組むことができます。また、さまざまなクライアントやプロジェクトに携わってきた経験があり、その経験を活かしてクリエイティブなアイデアや新しい視点も期待できるでしょう。

外注はフリーランスがおすすめの3つの理由

では、制作会社とフリーランス、どちらに外注したら良いのでしょうか?

ここではフリーランスがおすすめの理由について解説していきます。

  • コミュニケーション能力が高く、迅速な対応が可能
  • コストが抑えられる
  • 成果物のクオリティが高い

コミュニケーション能力が高く、迅速な対応が可能

フリーランスデザイナーはクライアントと直接コミュニケーションを取るため、要望やフィードバックが迅速に反映されます。スピーディかつ効果的なコミュニケーションが取れるため、プロジェクトの進行がスムーズに進むことが期待されます。

また、フリーランスは自身のスケジュールを自由に調整できるため、急な変更や追加の依頼にも柔軟に対応できます。納期が短いプロジェクトや緊急時の対応も迅速に対応できるのが大きなメリットです。

コミュニケーション能力の見極め方法としては、初回の打ち合わせやメールのやり取りで、コミュニケーションのスタイルや反応の速さを確認することを行うことがおすすめです。

コストが抑えられる

フリーランスのデザイナーに依頼することで、人件費や固定費の削減が可能です。自社でグラフィックデザイナーを雇用するよりも、必要な時に必要な分だけ依頼することができるからです。

また、フリーランスは自分で税金や保険などの負担をするため、社内の人事や経理の負担も軽減できます。長期的な雇用コストを抑えつつ、必要な時に専門的なデザイン力を活用できます。

成果物のクオリティが高い

多くのフリーランスデザイナーは特定の分野で豊富な経験と高度なスキルを持っており、その専門性を活かして高品質の成果物を納品します。各プロジェクトに対して個別に対応するため、クオリティが高いだけでなく、クライアントの要望にきめ細かく応えることもできます。

優秀なフリーランスのグラフィックデザイナーを探す方法

フリーランスのデザイナーを探す方法として以下3つを紹介します。

  • エージェントサービス
  • クラウドソーシング
  • 社内からの紹介

エージェントサービス

エージェントサービスを利用することで、多くのデザイナーのプロフィールやポートフォリオを比較検討することができ、依頼内容や予算に合わせて最適なデザイナーを見つけやすくなります。契約や支払いの手続きがスムーズに行えるため、人事の手間を軽減することも可能です。

エージェントサービスの大きなメリットは、レベルの高いクリエイターだけが在籍していることです。登録時に一定の審査基準を設けているため、質の高いクリエイターが揃っています。また、クラウドソーシングと違って仲介する企業が間に入るため、クリエイターの身元が保証されている点も安心です。企業は信頼できるデザイナーと安心して契約を結ぶことができます。

一方で、手数料が高額になりやすいデメリットもあります。採用が決定するまでは費用がかかりませんが、採用した人数に応じて手数料が発生します。通常、紹介手数料は紹介した人材の理論年収の約30〜40%とされています。

また、デザイナーとのコミュニケーションがオンラインでしかできない場合や、品質や納期の保証がない場合もあるため、サービスを利用する前に自社の目的や予算を明確にしておくことが重要です。

クラウドソーシング

クラウドソーシングとは、仕事を発注したい企業や個人とクリエイターをつなぐWebサービスの総称です。企業や個人は、細かい条件や希望を指定した募集要項を投稿し、応募を待つだけでなく、条件に合うクリエイターを検索してスカウトすることもできます。有名なクラウドソーシングサービスとしては、CrowdWorks(クラウドワークス)、Lancers(ランサーズ)、coconala(ココナラ)などがあります。

クラウドソーシングには、多くのフリーランスのクリエイターが在籍しているため、交渉次第で急を要する案件にも柔軟に対応してもらえる可能性が高いです。

デメリットとしては、クリエイターの身元の不確かさが挙げられます。デザインを制作するにあたって、企業の機密情報を共有しなければならない場合もあります。そのため、クラウドソーシングサービスに登録しているクリエイターの中でも、電話番号の登録や身分証明書の提出が完了しているクリエイターに依頼することが重要です。さらに、秘密保持契約(NDA)を締結した上で情報を共有することで、情報漏洩のリスクを軽減できるでしょう。

社内からの紹介

社内スタッフからの紹介で探す方法(リファラル採用)は、信頼できる人からの紹介であるため、いくつかの大きなメリットがあります。

まず、紹介されたデザイナーの実績や評判が確かであることが期待できます。紹介者が信頼できる人物であれば、その人が推薦するデザイナーも信頼できると考えられます。紹介されたデザイナーとのコミュニケーションが円滑に行える可能性が高く、スムーズなプロジェクト進行が期待できます。

さらに、紹介者との関係が良好であれば、価格交渉や具体的な要望を伝えやすくなります。信頼関係があるため、双方の希望や条件を率直に話し合うことができるでしょう。

一方で、当然デメリットも存在します。常に紹介があるとは限らないことや、継続的に優秀なデザイナーを確保することが難しい場合があります。自社の要求に完全に合わないデザイナーが紹介される可能性もあり、その場合は期待する成果が得られないことがあります。紹介者との関係が悪化するリスクもあるため、慎重な対応が求められます。

このように、信頼性の高いデザイナーを見つけることができますが、紹介の質や関係性に注意を払いながら進めることが重要です。

グラフィックデザインを優秀なフリーランスに依頼したいのなら、クロスデザイナーがおすすめ

グラフィックデザインを外注するなら制作会社かフリーランスか、選ぶポイントを中心にお伝えしてきました。それぞれの特徴やメリット・デメリットを把握したうえで、どちらに依頼するかは自社の状況と照らし合わせて判断することをおすすめします。

また、コスト面や柔軟性からフリーランスデザイナーへの外注を考えているのなら、経験豊富な人材が揃っているクロスデザイナーがおすすめです。

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西原 小晴
記事を書いた人
西原 小晴

セールスライター/コンテンツディレクター。合同会社ウォンバット。京都府立大学農学部卒。印刷会社・マーケティング会社・デザイン会社にて知見を深め、累計8億以上の売上をサポートする。化学・製造DX・Webデザイン・ライティング・マーケティング分野が専門。