人材紹介エージェントの多くは稼働前のフォローは手厚いものの、候補者の入社後もフォローをするところは多くありません。入社後もフォローをするのは、採用ミスマッチや環境になじんでいるかを確認することが目的です。
ただし、なかにはそこまで手厚いフォローが必要なのか疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、人材紹介エージェントから受けられるフォローについて解説します。入社後もなぜフォローをするのか理由についてもまとめました。
人材紹介エージェントから稼働前に受けられるフォロー内容
入社後のフォローアップを行うには、入社前からのフォローが大切です。まずは、人材紹介エージェントから、稼働前に受けられるフォロー内容について解説します。
採用要件の整理を手伝ってくれる
人材紹介エージェントは企業が求める人材を選定するために、ヒアリングを実施して採用要件を確認します。
具体的に求める人物像が決まっていないときや、どこまで詳細に決めればよいのかわからないときもあるでしょう。エージェントは企業が言語化できていないニーズをくみ取りつつ、現状を洗い出したうえで採用要件の整理から手伝ってくれます。
求める人材を選定してくれる
人材紹介エージェントは、企業からヒアリングした求める人物像のデータをもとに、データベースからスキルや経験を評価したうえで採用要件を満たした人材を選定します。
人材を選ぶには多くの手間と時間がかかるものです。しかし人材紹介エージェントは、求人企業が提示した要件にあった人材が見つかるまで、ていねいに探してくれます。業界に知見の深いエージェントなら、要件に完全に合致していなくても適性のある人材の提案も可能です。
面談日程など選考フローを調整してくれる
人材紹介エージェントは提案だけではなく、企業の代わりに面談日程の調整もしてくれます。選考フローを理解したうえで、候補者とコミュニケーションをとりながらスムーズに面談へつなげます。
候補者と企業の双方のスケジュールを踏まえて調整してくれるため、採用業務の負担を軽減してくれるのが特徴です。
人材紹介エージェントが入社後に行うフォロー
人材紹介エージェントが入社後に連絡を入れるのは、以下の3つの目的があります。
- スキルなど採用ミスマッチがないか
- プロジェクトの環境に慣れているか
- 新たな要望はないかを確認するため
入社後に連絡がくることに、少し嫌悪感を抱く担当者もいるようですが、理由がわかると納得してもらえるはずです。フリーランスなど業務委託人材を活用する場合を想定し、それぞれ簡単に解説をしましょう。
1. スキルなど採用ミスマッチがないか
まずは入社した人材がスムーズに業務をこなしているのか確認のために連絡をいれます。どのような業務をするのか事前にわかっていても、いざ業務が始まると「何か違う」と違和感を覚える人もいるからです。
こうしたフォローは企業側だけではなく、フリーランス側にもおこなっています。
人材紹介エージェントは、求職者のキャリア形成をサポートしており、興味や関心にあわせたフォローをおこないたいと考えています。
そのため、もし入社後にギャップを感じていたり部署異動を希望しているなどの場合にには、エージェントより企業に提案を行うこともあり得ます。
関連記事:デザイナー採用基準のポイント7つ!採用基準の設定方法も解説
2. プロジェクトの環境に慣れているか
入社後、少し経ってから職場になじんでいるのか確認の連絡があります。
入社後は自社の社員と同じように扱いたいがために、入社後のフォローを嫌がる企業も少なくありませんが、意図せず偽装請負や不正な労働形態になっているケースもあります。入社後のフォローをきっかけに早期に労働環境の確認・見直しを行い、法令の適正な理解につなげることが可能です。
逆に職場になじめず、孤立傾向があるときは早期離職のリスクが高まるため、エージェントにすぐ相談したほうがよいでしょう。コミュニケーションの取り方や業務の進め方など、何か改善できる点が見つかるかもしれません。
関連記事:準委任契約における指揮命令の考え方は?偽装請負にならないための注意点を解説
外部人材を活用するときは、契約形態におけるできること、できないことを把握したうえでコミュニケーションを図ることが大切です。以下の無料の資料では、外部人材のマネジメント方法やコミュニケーションの方法についてまとめていますので、ぜひお役立てください。
3. 新たな要望はないかを確認
契約期間の満了日が近くなると、契約更新の有無や、新たなプロジェクトなどでお役に立てることはないか確認するために連絡を入れます。
もし、正社員として直接雇用したいときは別途契約を結ばなければなりません。人材紹介エージェントのなかには、こうした契約形態の切り替えをサポートしてくれるところがあります。
新たなプロジェクトに人材が対応できず、契約終了する場合は、事前に要件をすり合わせておくことで新しい人材を提案してもらえることも。入社したら終わりではなく、フォローをきっかけに欠員を防げるメリットがあります。
外部人材を活用するために大切なのが、採用計画です。以下の無料資料では、事業成長につなげるための採用計画の立て方についてまとめています。
クロスデザイナーご利用時に受けられるフォロー
クロスデザイナーはフリーランスデザイナー専門のエージェントサービスです。企業の採用業務の負担軽減と、優秀な人材を活用していただくために、求人企業へのフォローを徹底しています。どのようなフォローを受けられるのか解説します。
更新の1ヶ月前にご連絡
クロスデザイナーは契約更新の意思を確認するため、更新の1カ月前にご連絡いたします。企業の意思を確認したうえで決めるため、契約を勝手に更新されるようなことはありません。
原則3カ月契約ですが、採用ミスマッチなどが不安なときは1ヶ月など短い単位から契約を結ぶことも可能です。都度状況を確認しながら契約期間を調整いただけます。
入社後は業務時間や勤怠管理も対応
クロスデザイナーが紹介した人材の勤怠管理は、原則クロスデザイナーを通して行ってもらいます。指揮命令権もクロスデザイナー側にあるため、偽装請負にはなりません。
業務委託に関するトラブル対応や請求書発行など事務まわりも、すべてクロスデザイナーがお手伝いいたします。エージェントが業務内容を把握しているため、入社後もきめ細やかなフォローを受けることが可能です。
稼働調整や契約解除にも対応
プロジェクトの内容やパフォーマンスに応じて、稼働時間を調整できます。デザイナーと直接交渉することはなく必ずエージェントが間に入るため、トラブルにつながるリスクを避けられます。そのほか、契約解除の対応も可能です。
稼働調整や契約解除にあたって、プロジェクト進行に影響を及ぼすときは、クロスデザイナーを運営するGIGのデザインチームが全面的にフォローします。安心してご利用ください。
関連記事:調査レポート:フリーランスデザイナーが契約したいと思うのは「契約・担当者・納期・単価・働き方」が適切な案件。そして根強い”長期案件志向”
正社員転換もサポートするクロスデザイナーにおまかせください
人材紹介エージェントは、登録人材のキャリアプランや求人企業の課題解決を見据えてフォローを行っています。適切なサポートを行うにはコミュニケーションが欠かせないため、入社後のフォローは不可欠です。
優秀な外部人材に長く活躍してもらいたいとお考えなら、ぜひ「クロスデザイナー」にご相談ください。「クロスデザイナー」はフリーランスデザイナー専門のエージェントサービスです。
デザイナーの採用市場にくわしいエージェントが、貴社の要望に沿った人材を提案してくれます。業務委託契約を結ぶ前から、入社後までていねいなフォローが強みです。双方の合意があれば、正社員契約への切り替えもサポートいたします。
「初めて外部人材を採用する」「契約まわりがわからない」など、業務委託契約について不安をおもちでも、しっかりとサポートしますので、ご安心ください。
以下のサービス資料では、デザイナー採用に関する内容がまとめられています。即戦力デザイナーの獲得や相談をご希望の方は【お問い合わせ】ください。平均1営業日以内にご連絡します。
- クロスデザイナーの特徴
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