BtoBサイトのデザインのポイント7つと成功事例を紹介 | フリーランスデザイナー・業務委託採用|クロスデザイナー

BtoBサイトのデザインのポイント7つと成功事例を紹介

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ビジネスの成功を左右するBtoBサイトのデザイン。「リードを獲得できるサイトにするにはどうすればいいか?」と悩んでいませんか?

実は、BtoBのサイトデザインにはターゲット層に響く「見せ方」と成果を最大化する「構成」が必要です。

本記事では、リード数の増加やコンバージョン向上を実現するためのBtoB特化型サイトデザインのコツを詳しく解説します。競合と差をつけ、ビジネスチャンスを拡大するためのポイントを知りたい方は、ぜひご覧ください。

BtoBサイトのデザインのコツ7つ

BtoBサイトのデザインのポイントは次の7点です。

  • ファーストビューで興味を引き付ける
  • SEO対策をする
  • ヘッダーにCTAを設置する
  • 組織(決裁者)への訴求を意識した導線
  • CVしやすいCTAにする
  • フッターに内部リンクを設置する
  • 長期運用を考えたデザインにする

ファーストビューで興味を引き付ける

ファーストビューは、Webサイトの第一印象に大きな影響を与えます。「印象的なビジュアル」や「分かりやすいメッセージ」を配置することで、訪問者の興味を引き、滞在時間を延ばす効果が期待できます。

自社の商品やサービスの概要やコンセプト、提供する価値を効果的に伝えるために、トップ画面に表示する画像や動画、キャッチコピーを工夫すると良いでしょう。

また、ファーストビューはSEO対策においても重要な要素です。ターゲットキーワードを適切に盛り込んだキャッチコピーや、関連性の高い画像を使用することで、検索エンジンからの評価を高めることができます。また、ファーストビューの表示速度を改善することで、ユーザーエクスペリエンス向上にも繋がり、結果的にSEO効果を高めることができます。

SEO対策をする

BtoBサイトのSEO対策は、ターゲットとする顧客に自社の商品やサービスを発見してもらうための重要な施策です。

サイト全体で共通のメインキーワードを設定し、各ページのコンテンツ内で関連キーワードを自然に盛り込むことで、検索エンジンから自社サイトが関連性の高いサイトとして評価され、検索結果の上位に表示される可能性が高まります。

特に、自社ブランド名がまだ広く認知されていない企業にとっては、SEO対策は、潜在顧客へのアプローチを強化し、ビジネスチャンスを広げるための有効な手段と言えるでしょう。

ヘッダーにCTAを設置する

ヘッダーにCTAを設置する出典:クロスデザイナー

Webサイトのヘッダーは、ユーザーが最初に触れるタッチポイントであり、そのデザインや配置は、サイト全体の印象を大きく左右します。BtoBサイトでは、ヘッダーに「資料請求」や「問い合わせ」といった、ユーザーが次のアクションに移るための明確な誘導ボタンを配置することで、コンバージョン率向上に貢献します。

さらに、ナビゲーションメニューを分かりやすく配置し、ユーザーが求める情報にスムーズにアクセスできるようにすることで、ユーザー体験を向上させ、サイトへのエンゲージメントを高めることができます。また、連絡先や営業時間などの基本的な情報を明記することで、信頼感を与えるとともに、ユーザーからの問い合わせを促進することができます。

組織(決裁者)への訴求を意識した導線

BtoBサイトでは、商品やサービスの導入は、個人の意思決定ではなく、組織全体の意思決定に基づいて行われます。そのため、決裁者に対して、自社の製品やサービスがいかに企業の課題解決に貢献できるのかを明確に示すことが求められます。

具体的な数値データや導入事例などを用いて、メリットを裏付け、信頼性を高めることで、決裁者の心を掴むことができます。また、お問い合わせフォームやデモ依頼など、次のステップへ進むための導線を分かりやすく設置することで、スムーズな商談へと繋げることができます。

CVしやすいCTAにする

CVしやすいCTAにする

BtoBサイトのCTAは、見積もり依頼や資料ダウンロードなど、ユーザーの行動を促すボタンです。ページごとにボタンのデザインや文言を工夫することで、より多くのユーザーにクリックしてもらい、コンバージョン率向上に繋がります。

たとえば、「無料見積もり」や「資料ダウンロード」といった言葉に加え、具体的なメリットをアピールしたり、限定感を出すことで、ユーザーの興味を引きつけられます。

フッターに内部リンクを設置する

フッターに内部リンクを設置する出典:Workship

Webサイトのフッターは、ユーザーが最後に目にする部分であり、サイト内での回遊性を高める上で重要な役割を果たします。サイトマップを配置することで、ユーザーがサイト内の他のページへ簡単に移動できるようになり、新たな発見や興味を引き出すことができます。

こうした施策をすることで、ユーザーの離脱率を減らし、サイト全体のエンゲージメントを向上させる効果が期待できます。

長期運用を考えたデザインにする

Webサイトは、一度作って終わりというものではありません。継続的な更新と改善が必要な、いわば「生き物」のようなものです。そのため、サイト制作の段階から、運用も意識したデザインにすることが重要です。

たとえば定期的にコンテンツを更新したら、新規記事や注目記事として目立つようにしておく、などがあります。他にもデスクトップだけでなく、モバイルフレンドリーな視点も含めるなど、Webサイト制作時から中長期的な集客を意識しておくと良いです。

関連記事:SEOに強いWebデザインのポイント!無料ツールやおすすめの依頼先も紹介

参考にしたいBtoBサイトのデザイン成功事例8選

サイボウズ株式会社

サイボウズ株式会社出典:サイボウズ株式会社

サイボウズ式は、視覚的に魅力的なデザインと、ユーザーの興味を引きつけるキャッチーな言葉で構成されており、多くのユーザーが訪れる人気サイトです。

特に、記事に関連する「おすすめのタグ」を紹介することで、ユーザーが興味のある情報にスムーズにアクセスできるよう工夫されています。また、自社サービスの宣伝よりも、ユーザーの役に立つ情報を提供することに重点を置いており、結果として高い信頼を獲得しています。

freee株式会社

freee株式会社出典:クラウド会計ソフト - freee

freeeのトップページは、個人事業主から大企業まで、利用者の目的に合わせて情報が整理されており、非常に分かりやすい設計になっています。製品一覧や検索機能も充実しており、ユーザーはスムーズに欲しい情報にたどり着くことができます。

また、導入事例や資料の豊富さ、無料トライアルの提供など、購入検討を後押しする仕組みも整っています。

株式会社キーエンス

株式会社キーエンス出典:キーエンス

光学顕微鏡・電子顕微鏡などの開発・製造を行う株式会社キーエンスでは、多数の商品の中から目的の商品を簡単に見つけられるよう、商品一覧ページを設置しています。

また、上部の検索窓でキーワードを入力すれば、欲しい情報へ直接アクセスできるという機能を入れて、ユーザーの利便性を高めています。

株式会社ベーシック

株式会社ベーシック出典:ferretメディア

ferretは、マーケティングに関する知見やノウハウを体系的にまとめ、マーケターの業務効率化を支援するプラットフォームです。

無料のホワイトペーパーやテンプレートは、マーケティング戦略の立案から実行まで、様々な場面で活用できる実用性の高いコンテンツとして評価されています。これらのコンテンツを通じて、ユーザーは自身のスキルアップを図り、業務の質向上に繋げることができます。

株式会社アドミューズ

株式会社アドミューズ出典:株式会社アドミューズ

アドミューズのWebサイトは、BtoBサイト制作サービスの専門性と、ユーザーへの配慮が見事に融合した設計となっています。

顧客の属性別にサービス内容を分かりやすく区分けし、それぞれのニーズに合った情報を提供することで、ユーザーは迷うことなく最適なサービスを選択できます。

また、「成功へ導く3つのSTEP」といったコンテンツを通じて、サイト構築の成功イメージを具体的に描き、購買へのハードルを下げています。

HubSpot Japan株式会社

HubSpot Japan株式会社出典:HubSpot(ハブスポット)

HubSpot JapanのWebサイトは、洗練されたデザインと分かりやすい情報設計によって、ユーザーに使いやすく快適なサイトにしています。印象的なキャッチコピーと目立つ申し込みボタンは、ユーザーの興味を引きつけ、サービスへの関心を高めます。

さらに、無料デモの提供により、ユーザーは実際にサービスを体験し、その価値を理解することができます。このような顧客視点に立ったアプローチは、ユーザーの購買意欲を刺激し、最終的な成約率向上に繋がると考えられます。

東洋インキ株式会社

東洋インキ株式会社出典:東洋インキ | グループ会社

東洋インキのWebサイトは、視覚的な訴求力を高めるため、カルーセル機能を積極的に活用しています。複数の画像を自動で切り替えることで、製品の特徴や魅力をダイナミックに表現し、ユーザーの興味を引きつけます。

また、製品カテゴリを画像付きで分かりやすく分類することで、ユーザーは目的の製品を素早く見つけることができ、ストレスなくサイト内を閲覧できます。さらに、各製品ページにはサンプル請求やお問い合わせフォームを設置することで、ユーザーの購買意欲を刺激し、スムーズな商談へと繋がるよう設計されています。

株式会社前田組

株式会社前田組出典:株式会社前田組

前田組のホームページは、単なる企業紹介にとどまらず、社員一人ひとりの想いや仕事に対する情熱が感じられる、温かみのあるデザインとなっています。特に、業務内容の説明に人物写真を多用することで、堅苦しいイメージの土木工事を、より身近で人間味あふれるものにしています。

ギャラリーサイト|S5-Style

ギャラリーサイト|S5-Style出典:S5-Style

「S5-Style」は、ハイクオリティなWebサイトを集めたギャラリーサイトで、さまざまな企業のBtoBのコーポレートサイトが見られます。上部メニューの「Categories」の「Type」から「BtoBコーポレートサイト」が選べます。

 メインビジュアルのみがページ上に掲載されているため、直感的に気になったサイトを探せます。770以上のBtoBサイトがあり、さまざまなサイトを参考にすることができます。

BtoBサイトのデザインの依頼先3つ

BtoBサイトのデザインの依頼先として、次の3つがあります。

  • 内製
  • 制作会社
  • フリーランス

内製

内製の場合のメリットは次の3点です。

  • コミュニケーションがスムーズ
  • コスト管理がしやすい
  • 継続的なメンテナンスが可能

社内チームで進めるため、指示や変更がリアルタイムで反映されやすく、ビジネスやサービスに関する知識が豊富で、意思疎通も早いのがメリットです。外注費用がかからず、チームを既に持っている場合はランニングコストのみで対応できます。

プロジェクトが完了した後も、柔軟にサイトのアップデートや修正ができるのも良いでしょう。

一方、デメリットは次の3点が挙げられます。

  • リソースが限定される
  • 時間がかかる
  • クリエイティブのマンネリ化

内製チームに十分なデザインスキルやリソースがない場合、クオリティに限界が出る可能性があります。他の業務と並行して進めると、デザイン作業が後回しになり、納期が遅れることもあるでしょう。

また、外部からの新しい視点やアイデアが取り入れにくく、デザインが固定的になりやすいことも懸念点です。

制作会社

制作会社に外注するメリットは、次の通りです。

  • プロフェッショナルなクオリティ
  • 総合的なサービス提供
  • ノウハウが蓄積されている

多くのプロジェクトを手がけた経験豊富なチームによる高いクオリティのデザインが期待できます。デザインだけでなく、マーケティング、SEO、UI/UX、システム開発までワンストップで対応してくれる制作会社も多いです。

経験が豊富なので、プロセスが効率的で、効率的なプロジェクト進行にも期待できます。

一方でデメリットとして、次のことが挙げられます。

  • コストが高い
  • 柔軟性が低い場合がある
  • コミュニケーションが複雑になることがある

内製やフリーランスに比べてコストがかかる。大規模な制作会社の場合、費用が非常に高額になることもあります。大手制作会社では、標準的なプロセスに沿った作業が多く、個別の要望や急な変更に対応しづらい場合も考えられます。

多くの人が関わるため、指示や要望の伝達に時間がかかることもあるでしょう。

フリーランス

フリーランスに依頼するメリットは次の3点が挙げられます。

  • コストパフォーマンスが高い
  • 柔軟な対応が可能
  • 個別対応が充実

制作会社よりも費用が抑えられることが多く、内製する場合よりもプロフェッショナルな結果が期待できることも。フリーランスはスケジュールや内容の変更にも迅速に対応しやすいでしょう。また、直接やり取りができるため、コミュニケーションがシンプルです。

クライアントの要望に合わせた、カスタムメイドのデザインを提供してくれることも多いです。

反対にデメリットは次の3点です。

  • リソースが限られる
  • 安定性に欠ける
  • スケールアップが難しい

フリーランスは1人で作業を行うため、制作規模が大きくなると対応に時間がかかります。また、技術的に限界がある場合もあります。さらに、フリーランスは個人で活動しているため、急な病気やスケジュールの都合でプロジェクトが遅れるリスクがあります。

大規模なプロジェクトや長期的な運営をサポートするには、限界がある場合があり、こうしたケースにはおすすめできません。

それぞれの選択肢に、メリット・デメリットがあるため、プロジェクトの規模や予算、求めるスピード・クオリティに応じてベストな方法を選びましょう。

以下では、内製とフリーランス外注のコスト比較をしています。それぞれどのくらいのコストが掛かるのかわかりやすく解説しており、無料でダウンロードできますので、ぜひご活用ください。


【お役立ち資料】
デザイン外注とデザイナー採用 コスト比較表

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BtoBサイトのデザイン依頼先選定のポイント

BtoBサイトのデザイン依頼先選定のポイントは次の2つです。

  • 法人向けサイトデザインの実績
  • 長期運用のノウハウがあるか

法人向けサイトデザインの実績

法人向けのサイトは、一般消費者向けと異なり、信頼感や専門性が特に重要です。

そのため、BtoBサイトのデザイン実績が豊富な会社を選ぶのがポイントです。特に、過去に手掛けた企業や業界が自社と似ている場合、どのように専門性を強調し、信頼感を高めているかをチェックすると良いでしょう。具体的な事例やクライアントの評価も参考にしてみてください。

長期運用のノウハウがあるか

BtoBサイトは立ち上げて終わりじゃなくて、更新や最適化が必要になるから、長期的な運用サポートができるかどうかも重要です。

たとえば、SEO対策やセキュリティの強化、定期的なコンテンツ更新など、運用面でのノウハウが豊富なパートナーを選ぶのがおすすめです。運用の流れやサポート体制、費用面なども確認して、長く信頼できる依頼先を選びましょう。

BtoBサイトのデザインを依頼するならクロスデザイナーがおすすめ

この記事では、BtoBサイトのデザインのコツや参考にしたい事例、依頼先選定のポイントなどについて解説してきました。

BtoBサイト依頼先を選定する際は、法人向けサイトデザインの実績や運用面でのノウハウが豊富なパートナーを選ぶのがおすすめです。

国内最大級のデザイナー専門のエージェント、クロスデザイナーでは7,000人以上のデザイナーが在籍しており、Webデザイナー・UIデザイナーといった多様なスキルのデザイナーはもちろん、BtoBサイトに特化したWebデザイナーも登録しています。

クロスデザイナー

厳正な審査を通過したデザイナーのみを登録しているため、ハイスキルなデザイナーを見つけることができます。

以下では、実際にクロスデザイナーに登録しているデザイナーのスキルや得意分野などをご確認いただけます。無料でダウンロードできますので、ぜひご活用ください。


【お役立ち資料】
法人・クライアント向けデザイナーリスト

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エージェントに相談いただければ、最短3営業日でのアサインも可能です。また、週2〜3日の柔軟な依頼も可能なので、自社の作業量に応じて効率的に外注することが可能です。

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  • クロスデザイナーの特徴
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梅澤 杏祐実
記事を書いた人
梅澤 杏祐実

インタビューライター/SEOディレクター。新聞記者を経て、フリーランスのライターとして経済・文化・地域活性など1,000人以上に取材を行う。Webクリエイター能力認定試験エキスパート。HTML、CSSやWebデザインの知見を深めながら、地元福井を中心にさまざまなWebサイトの運用にも携わっている。